MODO BASS 2、買うの買わないの、どっち?
どうもラガーです。3月は学生の方は卒業や進級、社会人の方は年度末ということで慌ただしく過ぎました。音楽機材業界は価格改定による値上げのラッシュで、世界的な原油価格や原材料価格などの高騰とはいえ、心苦しい限り(そしてDTMユーザーとしてはますます買いづらくなるので、頭が痛いとこで・・)
そんな中飛び込んできた嬉しいニュースは、IK Multimediaが誇るベース音源「Modo Bass 2」の発表です。
https://youtu.be/cPtJyuXWMbE
https://youtu.be/cPtJyuXWMbE
そんな中自分は長いことMODO BASSを使ってきましたが、その魅力は何と言ってもフィジカルモデリングによる動作の軽さです。サンプルベースの音源のような読み込みに時間がかかったりCPUに負荷がかかってレイテンシーが発生することもありません(ベースやドラムなどはなるべくさくさく打ち込んで土台を作っていきたいタイプでして・・)
また弦、ネック、ボディといったベースに関する調節も簡単にできて、奏法もフィンガーからピック、スラップにと手軽に切り替えができるのが、個人的には魅力でした(今ではTrilianとMODO BASS、どちらかを選ぶというものでなく、両方併用しています)
今回発表された「MODO BASS 2」に、MODO BASSからバージョンアップするべきかどうか悩みどころですが、下記の機能が搭載されているのが買いなところだと思いました。
1)新たに8種類のモデルを追加し、合計22種類のベースをモデリング
要望の多かったというジャコ・パストリアスでお馴染みのフレットレス・ベースも追加されたのが大きいですね。
個人的にはアップライト・ベース(ロカビリー・アップライト・ベースなんていうのも!)が新たに搭載されたのが嬉しいです。これでJazzyなアレンジにも対応可能。
他にも追加されたPunk BassだとかFusion Bassなんてのもぜひ試してみたいところです。
2)パターン演奏機能を追加
この辺は後発の人気ベース音源、Toontrackの「EZ Bass」のフレーズ生成機能を意識したのでしょうか、これまで全くなかった演奏サポートに関する嬉しい機能追加です。MODO BASS 2ではジャンル、曲のセクション、演奏スタイルなど、さまざまな条件でブラウズできるスマート・フィルターを搭載した「PATTERNS」画面が加わりました。楽曲を支えるベース・トラック用のパターンからソロ・フレーズまで、各パターンを試聴しながら、必要なものを見つけることができます。
「ベタ打ちしても、人間味がでる」と言われることの多いMODO BASSですが、「PATTERNS」画面の各フレーズはプロのベース・プレイヤーの演奏を取り込んで収録されているので、さらにリアルな演奏ができそうです。
この2つの機能追加でもバージョンアップする価値があるかなと思います。
他にもアップライト・ベースの音色をマイクで調節したり(たしかに生音だからアンプでなくマイクですね)、他のエレクトリック・ベースもフレットレス・モデル化することができるというフィジカル・モデリング音源ならではのアップデートも入ってるのが興味深いです。
まだMODO BASSを持っていない、使ったことがないという方も、気軽な動作で打ち込めてなおかつパターン演奏機能でベースライン作りまでサポートしてくれるのはとても重宝すると思います!
では最後に、タイトルの質問にお答えします。
「MODO BASS 2、買うの、買わないの、どっち?」
買〜〜〜う〜〜〜〜〜〜!!!Power!!!!!!!!!!!!(きんに君ふうに)※注:正しくは1から2にアップグレードします
登場スタッフ
ラガー:DTMに燃える若き熱血青年。流行全般に詳しいが、結果に結びつかない。最近のヘビロテ:Ado「阿修羅ちゃん」ずっと真夜中でいいのに「あいつら全員同窓会」
Rock oN Company https://www.miroc.co.jp/
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