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想い描いた理想の完成図。

やっと、ほんとうに やっと
ここ数年、やりたかったことをしっかり形にできた気がします。


自分自身はバンドのヴォーカリストであり
一応、バンドの中では「顔」ではあるのですが

そもそも自分の顔に自信を持ったことがなく
極力、写真に映るのは避けてきた人生だったので
今でもその「ヘタレ根性」が治らないまま拗らせてます(笑)

その分、人を撮るのは昔から好きでした。
特に大好きな人。


別に写真を撮るのが上手いとかはないし
一眼レフを持ってる訳ではないから本格的な写真は撮れないし
なんにしたって色々と足りてないんですけど。


その影響もあって
数年前からは動画を撮ることに喜びを見出すことが増えて
自分の周りにいる人たちを中心に
写真も動画も撮ってきました。


けど、なんかそれでも足りないってずっと思ってて
この飢餓感がなんなのかよく分からず
それでも分からないまま、撮り続けてたんです。
撮ること自体はとても好きだし楽しいから。


知り合いのバンドのLIVEを撮りだしたあたりから
ひょっとして、これか?となった瞬間がいくつかあって
しばらくそれで満足したりもしてましたが
やっぱりそれもなんか足りてなくて。
でも確実に少しずつやりたいことに近づいて行ってる気がする、みたいな。


要するに、撮るだけ、ではあかんかったんですよね。
それじゃ 記録するってことだけやから
どんだけいい画角で撮っても、それはそれ。
アタシの表現する「想いの余地」がないんです。

うん、記録者であって表現者ではないってことですね。
それはそれで楽しいから好きなんですけど。

自身がバンドマンだからこそ切り取れるものがそこにあるから、自分しか持ち合わせてない感性で切り取る、それもライフワークの一つです。


でも本当の本当にやりたかったことって
それだけじゃない気がする。
そんな思いでずっといました。

でも、見つかったんですよ、やっと。
腑に落ちる、という表現が的確かと思うくらいに、ストンと。


それには
①最高の被写体に出会うこと
②その人を余すところなくまるっと愛せること
③撮られることに抵抗がない、むしろ歓迎してくれること
④アタシを信頼してもらえること
⑤撮りたいように撮らせてもらえること
⑥アタシの感性を評価してくれること
⑦その人の目指している「見せ方」とアタシの表現したい「魅せ方」が、映像という目線から見てほぼ一致していること
⑧アタシが撮りたいものを、言わなくても感覚で察して動いてくれること
⑨成果をまるっと受け止めてくれること
⑩どんなフィルターをかけても、切り取り方をしても、完璧な素材であること


そして、


【きちんと自分の作品として世に出してくれること】

これを全部叶えてくれる人しか
無理なんです。

それが、アタシが全力で推してる


【キムラ亮】


なんですよね。

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(写真加工クリエイターとしては、この写真がカッコよすぎて、待ち受けにしてるくらいのクオリティw)



⑧は、これは本当にすごくて、なかなかピンとくる人に出会わない。そうじゃないねんなー、みたいな。こうしたらもっといいのになぁ、と思う事が多い。
でもそれはアタシの頭の中だけで響く勝手な要求なので、その通りにならないのが普通。
その通りにしようと思ったら、事前に細かい打ち合わせがいるよね。
でも亮さんの場合は余計なことが一切いらない。打ち合わせなんかしなくても最高のパフォーマンスをしてくれる。
アタシはそれを感覚で撮るだけ。撮り迷うことは一切ない。シンクロ率がすごい。
結果、画面に残されるのは完璧なものだけ。そんな奇跡ある?(笑)
いつもいつも なんできちんと写し取れてるんだろって、後で見返した時に感動で打ち震える。


最近、「推し」って言葉だけじゃ、きちんと表現できてないなと思うようになってきました。
だって、「推し」は応援するだけの対象でしょ?
そんなんじゃ、もはや なくなってきてますよね。
彼の音楽活動の一つに加わってる。演奏はしてないけど、メンバー、スタッフみたいなもの?(烏滸がましいにも程があるけどw)

もちろん、LIVE中の、アーティスト「キムラ亮」としては史上最強の「推し」なんですけど。

映像クリエイターとして活動する上では、感性をツルッツルに磨いてくれる、最高のパートナーみたいなもので。

亮さん側も、アタシが作った映像を使ってどんどん売り込んでって欲しい。
動画ツールって本当に最強の宣伝効果だから、それに大きく関われる幸せは、何にも代え難い。

ずっと相方でいられるかどうかは、これからのアタシの活動次第ですね。
亮さんがいるから、映像クリエイター名乗っていよう、みたいな着地点(笑)



今までずっと 映像クリエイター(新人)とか、素人映像クリエイターとかって名乗ってましたけど
ようやっとちゃんと 映像クリエイターとして名乗れる気がする。
しかも、亮さんの映像をクリエイトしてます、なんて言えるようになったのが感無量すぎて!!!

最近出会う人に
バンドヴォーカルしてます!とか
保育士やってます!とか言う前に

素人ながら映像クリエイターやってます!とスルッと名乗れるようになった奇跡w
(ここ数日の話)

それもこれも全部、亮さんのおかげ。
ほんと、敬愛で最愛の人です。


そんな

映像クリエイター Rockin’ Butterfly
×
Bass Vaudevillian キムラ亮
×
イラストレイター 中東靖典(おいちゃん)


の3人が作った、と
亮さんに言って貰えた動画をどうぞ。
↓↓↓


「都会暮らしの猫達」キムラ亮
https://youtu.be/yugaAsZ_eos


おいちゃんのイラストを使うのは
映像自身が完成した時に、ふと頭に降ってきたものです。
思えば、天命かな。
使ったらいいよー!みたいにお空から声をかけてくれた気がする。


知らない人も多いだろうけど
おいちゃんは、もう既に鬼籍の人です。
あまりに突然だったから誰も心の準備ができてなかった。
あっという間に、ひっそり逝ってしまった人。

だけど、彼はたくさんの作品を遺してます。
もちろん、彼が愛した キムラ亮 の作品も。

トートバッグにもなった「都会暮らしの猫達」のデザインと、ロージーでのLIVE映像、アタシの感性による編集。

亡くなって1年以上経つのに
こうやってまたクローズアップされるのは
クリエイター冥利に尽きるでしょうね。
でも、きっと必然だったのだろうと。

アタシ自身はそんなに深く絡んだ記憶はなく
誰かを介してワイワイ話した程度でしかなかったんだけど
これを編集しながら沢山会話した気がします。
クリエイター同士のミーティング、というか。

こうしたらタイミングいい?とか
この表現の仕方はどう?とか。
クリエイターチーム キムラ亮 として、どうしたらアートに見えるか、みたいなミーティングだったような(笑)


お空の上から よっしゃー!とガッツポーズしてくれてたら、嬉しいな。
亮さんに関しては、おいちゃんの分も背負う、くらいの気概は見せます。
こうなったら。
でもまた何かあったらお空から声掛けて助けてください。


かなりの想いがこもった作品を
こうやって手掛けられて
こうやって完成できて
こうやって世に出せたことに

感謝でしかありません。


まだまだ素人映像クリエイターだし
プロではないから作りは荒いけれど
逆に これが3人にとっての完成、です。

また 作りたい。
それまでは ひっそりと黒子に戻って
ちまちまと 素材を集めて回ります。

そのためにはもっと撮らしてよ、亮さんw


次はなんの曲がいい?
ねぇ、おいちゃん(笑)


ほうほう、

【満員電車の反対に乗り あたし今から旅に出る】


かなw
パッパ パヤパヤ♪


いやいや、この曲編集するならロケが必要だよ(笑)
都心部からガラッガラの電車に乗って、秘境駅に行くロケが(笑)
通勤ラッシュ時間帯の混雑したホームで歌うのと秘境駅で歌う のとの対比がいるね(笑)
やば、それ撮りたいし見たい(笑)



ではでは。


Rockin’ Butterflyでした🦋

(亮さんが撮ってくれた、鼻血が出るレベルの2ショット写真をアレンジしたものと共にw)

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