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薫りを残したライダース
こんにちは。
突然ですが、"ライダースジャケット" という言葉を聞いて、
みなさんはどんなデザインを思い浮かべますか?
やっぱり Schott の One star? (画像)
それとも BELSTAFF の Trialmaster? (画像)
いやいや Lewis Leathers の Lightning? (画像)
こちらはBucoのモデル”J22”
どれもよく知られる物ですが、
”これぞライダース” という安定感と魅力がありますね。
これらの王道的ライダースとは別に、デザイナーズ物も数多く存在します。
その中でも Rick OWENS や Carol Christian Poell などを思い浮かべるような
地獄の奥深くに住まわれる方もいらっしゃるのでしょうね。。。
あ、そうそう。
”高くてまっすぐ”なところにしか存在してないライダース、
よい子は手を出しちゃいけませんよ〜。
おじさんとの約束ね😉
さて、本題。笑
ANSNAM Modeliste Leather Riders Jacket (長いw) について。
依頼に際して、やすしくんから届いた言葉は
”いよいよやりましょう。
レザーライダース、シングルとダブルを一気におなしゃす!!”
これだけ。笑
もはや驚きもしない、安定の投げっぱなし⚾
でも、最初はあまり気乗りしませんでした。
だって………
みんな、これ大好きやん?
(写真提供 : 愛される服オタ harusounayuさん)
他のハイブランドの物も、
”さすが◯◯◯、格好良い☆” って売れてるやん?
わざわざ作らんでもええんちゃう?😒
などと思ったりしたからなんです。
レザーを欲しがる人は少なくなりましたしね。。。
とは言え、日々の仕事の中で、
”自分だったらこうやるんだけどなぁ”
という、燻った想いがありました。
”素敵なものが出来ると思うんだよなぁ” という
少しばかりの自信も。
そんなわけで、
”よし。じゃあ、きちんと向き合ってみようか。”
と、相成ったわけです。
ただ、今までの企画以上に、
大きなプレッシャーを感じてしまう自分がいました。
だって..........
”普段、レザーウェアをメインでやってるのに、こんなもんなんだwww”
絶対に言われたくないぃぃぃぃ😱😱😱
(こんなこと言われたら、辞めちゃう☆)
でもまぁ、気張ったところで、良いものが出来るわけでもありません。
お客様に気に入って頂けるかどうか、も商品の出来とは別の話。
今はただ、やるべきことに専念しよう。
自分の思う素敵な2着を見て頂きたい。
そう思い直して、制作に取り掛かり始めました。
次回に続きます
TS
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