飛び込み合宿[活動報告] 第二部
2日目
小鳥のさえずりとともに起床…したかったが、聞こえてきたのはおっさんとこうせいくんの話し声でした。
こうせいくん「…泊ってるんじゃないですか…」
同時に起床したおうむくんと顔を見合わせる。
『『今出ていくとちょっとめんどくさそうだ…』』
無言で完璧な意思疎通をし、二人そろって狸寝入りを決め込む(そして二度寝)。
深夜ドライブで三重県から参上したこうせいくんは昼までに長野市に帰らなければならないらしい。なんとも多忙な男である。眠気覚ましの朝風呂へ。
こうせいくんはもちろん、実はおうむくんも黒淵の景色を見るのは初めてである。如何せん昨日は暗かったからね、しょーがないね。
ダイブの動画はInstagramを参照されたし。
朝風呂×渓谷、気持ち良い事の二乗である。すっきりしたところで宿舎へ。
長野へ向かうこうせいくんに別れを告げ、我々は作戦会議(という名のぐうたらタイム)へ突入。朝飯前の風呂だったから疲れちゃいました。
朝ご飯を食べようと思ったらもうお昼じゃあないか!どうして時間はこんなにもせっかちなのだろう。渓谷に引きこもっている間くらいゆっくりと流れてほしいものだ。
お昼からは柿其渓谷上流を探検することに。
おうむくんはスタイルが出ていた。彼から学ぶことは大きい。
まず目指すは地図上の最深部”雷の滝”。
まいたけダンスを踊りながら砂利道をゆく。
ねじだる、霧ヶ滝と名所を越え、歩く。谷間とはいえ昼間は日が差し、暑くなってきた。飛び込むに丁度よいウォーミングアップである。
道中の写真をいくつかご覧に入れよう。
ユーザーの居ない橋は朽ちるのみ。つまり秘境。秘境に感謝。
同時に餓鬼岳に住まう整備ガチ餓鬼たちの努力に感服乾杯。
ついに最深部”雷の滝”に到達。道伝いに峠を越えることもできるようだが、柿其方面の地図によればここが最深部となる。
いざ最果ての地へ!そこで待ち受けていたものは…
ジグザグ波形。上向きに吹き上がる滝。カッコイイ…。
しかし水量が多すぎて泳ぐには向いてない。我々は泳げる場所を探して、川沿いを下流へと進む。
雷の滝ほど近くに泉らしきエリアを発見!少し泳げば辿り着きそうだ。
二人でおうむくんのスマホをパスしながら川を渡る。スマホだけは濡れないように慎重に…。
向こう岸に着いたとき、岩陰に隠れた水面がその姿を現した。
ん~、BEAUTY
ここで泳いだ動画はInstagramよりどうぞ。
綺麗すぎて人魚かと思ったら向こうからOne Girl…でもなくおうむくんが上がってきました。
帰るのが大変でしたわ。
スマホを濡らさぬよう、滑りやすい崖を登るのは何ともリスキー。
戻り路にて、"霧ヶ滝"、"ねじだる”とスポット監査。
以下に監査結果を報告す。
下まで降りにくすぎうぅ。ぐぎゅう
降りることができればよいスポットだったに違いない。
今回は勘弁しといたるわ。
”ねじだる”は写真なかったぅ。うぎゅう
飛び出すまで着地点が見えないのと、地形的な圧迫感から、めちゃめちゃびびった。
覚悟を決めたDIVEはInstagramから。
”ねじだる”を飛び終えたおうむくん『生物としてひとつ上のステージに行けた気がします。』
まだ飛んでない諸君、上👆で待ってるぜ。
帰り道で私のサンダルの鼻緒が完全に脱臼してしまった。しかも両足とも。
おうむくんが麻ひもで補修を試みてくれるも、あえなく再脱臼。
さらに靴擦れときた。泣きっ面にBEE。
バチボコにムカついたので一度街に出る決意をする。
夕食とマックドを嗜み、ドン・キホーテで絶対に足痛くならないサンダルをゲット。ここでも私は一段ステージをあげたぜ。ぐへへ
おうむくんと別れ、私も帰路につく。
あぁ、楽しかったな。こんなにも生命を感じる一日があっただろうか。
明日もきっといい日になるよね。と某ハム野郎に語りかけたい。
そんな清々しいイイ気分だった。
さて峠を越えて避難小屋に戻ろう。
飯田と木曽川を隔てる峠の頂上にさしかかった時だった。
次回、『生命(の危機)を感じる日、るるちゃんタヒす!』
デュエルスタンバイ!