80s- UK New Wave
The Cure - Pornography (1982)
暑い夏の日だからもっとスッキリと清涼感のある音を聴いたら良いと思うが、季節や気温と関係のないロックライフを送る。レゲエやスカ、ダブ、もしくはフュージョンが夏に良いし、ジャズボーカルも夜なら良いと思うものの結局ロックばかり。
80年代のあちら側のロックの世界のバンドをアレコレと舐め回して、再発見するほどのバンドは少ないがThe Cureは響いた。1982年にリリース4枚目「Pornography」も今ではデラックス・エディションも出てるから相当売れた名盤だろう。当時若干触った程度でそれ以降ほとんど聴いてないので初トライに近い。パッと聴いた印象はU2のボノの歌い方やエッセンスが同じ。突き放したように尖った歌い方で、声のトーンはそれほど幅がないけどロック的パンク的エッセンスが強い。楽曲はやや民族的なリズムを強調してソリッドに攻め立ててくる独自の世界観。この手のバンドでは一番聴けるバンド。歌も曲調もギターもリズムも面白いし、一言で言えばロック的。
自分の好みはロック的面に集約されるとつくづく実感した。曲調の話ではなくてバンドの本質的な意味。The Cureと言えばPage & PlantでThe Cureからのギタリストが参加していて、不思議に思ったけどそういう事かと。「Pornography」はそんな印象を持ったアルバムで多分ハマれる人にはバイブルになる。
好きなロックをひたすら聴いて書いているだけながらも、聴くための出費も多くなりがちなコレクターの性は皆様もご承知の通り、少しでも応援していただければ大感謝です♪