ロック好きの行き着く先は… by フレ

ロックに目覚めン十年、聴き方は変わったものの相変わらずロックばかり聴いています。そしてこのン十年に書き溜めた記事を更にまとめてアーカイブ化して読みやすくnoteで提供へ。

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最近の記事

Queen - Queen 1 (1973) Collector's Edition

 1973年にリリースされたQueenのファーストアルバムが今この時期にまさかまさかの超拡張盤として再度リリースされるとは思わなかったが、62曲入りのボリュームで再登場してくれた。内訳はと言えば、当然のオリジナルアルバム収録曲の2024年バージョンミックスだけでなく、当初バンドが描いていたアルバムの選曲と曲順が反映されているようだ。もっともほとんど変わらないのでそこまで宣伝する効果もないとは思うが、それでも聴いていると案の定違和感を感じるのが「Great King Rat」終

    • The Kinks – Preservation Act 1 (1973)

      久々にThe Kinksの「Preservation Act 1」の会話をしたのでふと思い出して聴き直していたけど、これがまぁ、やはり名盤名曲のオンパレードでして、改めてレイ・デイヴィスの才能とThe Kinksのこの頃の充実度に感動していた次第。曲ごとの概略はChatGPTに譲るとして、いつも言われていたRCA時代のマニアックなキンクス評も今じゃもう立派なキンクス評になっていて欲しいと思う次第。 ちなみにアルバムはThe KinksのオフィシャルYouTubeチャンネルで

      • Good bye Anouk Aimée, rest in peace...

        92歳でしたか…、2019年に「男と女 人生最良の日々」で名作「男と女」の最終編で姿を見たのが最後だったけど、それでも美しい人だったし、良い歳の取り方だなと思って見ていたくらい。 言わずと知れたフランスの女優さんで、とにかく1966年の名作「男と女」の美貌と正にフランス女優的な魅力溢れる、魅力しかない女性像に惹かれてン十年、途中1986年に続編「男と女II」が制作されて、これもまた素晴らしき作品と美貌と儚さを堪能させてもらったものだ。 作品の良さが全てだろうけど、それでも

        • Galen & Paul - Can We Do Tomorrow Another Day? (2023)

           いや、知らなかった。こんなユニークなデュオが出来ていたなんて全く驚くばかりだ。元The Clashのポール・シムノンがアルバム「London Calling」のジャケットで知られているベース叩き壊しの瞬間を語っているインタビュー記事が出てきたので、それは興味深いと思って読んでいたら何のことはない、それまでライブハウス的なところばかりでライブしてたのがホールなところになって観客との距離が空いてしまい、更に警備員が席を立たせないようにガードしたライブだったからずっと苛ついていた

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        • 70s British Rock #3
          16本
          ¥700
        • 70s British Rock #1
          11本
          ¥700
        • 70s British Rock #2
          11本
          ¥700
        • British Blues Rock
          16本
          ¥700
        • American Rock
          17本
          ¥700
        • 70s U.S. Canada Hard Rock
          11本
          ¥600

        記事

          Hellscore - Gimmie Chocolate!! (2024)

           YouTubeのトップページに突如現れたのでついつい気になって見て聴いてみたらぶっ飛びの驚きモノだったので、そこからあれやこれやといつもの如く漁りまくって妙なところにまで辿り着くのもお決まりの事。何が凄かったって、Babymetalの「Gimmie Chocolate!!」のカバーを外国の方がやる、すなわち日本語をどんだけ歌えるのか、との興味がまずあるのだが、その点に置いては先んじてLA出身の若手ストリーミングシンガーのTara Louiseがジャズボーカル風味としてカバー

          No Doubt - Live at Coachella 2024

           毎年割と長い期間に渡って行われるコーチェラ・フェスティバルの模様もどことなく気にはしつつも、そこまで特別なバンドが出る様子でもなく脇を流れていったが、どうやら久々に再結成のNo Doubtが出るらしい、と言うか出ていたらしいのでYouTubeでもおすすめ動画的に出てきて知ったお話。さすがに90年代初頭のバンドなのでなかなか微妙なタイミングでもあり、懐かしくもあり、それでもまだジジイババアの感じでもなく名前は割と知られているのだから話題にもなろうと言うものだ。自分的にもデビュ

          Andy McCoy - Jukebox Junkie (2022)

           コロナ前にアンディ・マッコイ来日公演のライブが発表されて楽しみにしていたのに見事にど真ん中にあたって当然の来日延期、結局3年延期してライブに来てくれたけど当時期待していた「21st Century Rocks」アルバムを引っ提げてのロックバンドライブではなく、鍵盤と娘さんを連れてのライブの様相で残念がっていたら、当日になったら娘さんはコロナになったから来日出来ず、アンディと鍵盤奏者の二人によるアコースティックなライブになった始末。それでも音楽のセンスが衰えるワケじゃないので

          Joe Bonamassa - Blues Deluxe vol.2 (2023)

           どこまでも働き続ける男、ジョー・ボナマッサのデビューからちょうど20年が経過したことを機会に初心に還ってのブルースプレイを聞かせてくれた。2003年にはブルースの代表曲をカバーした「Blues Deluxe」をリリースしていたが、今回はその「Vol.2」と称しての作品で、これがまた強烈にカッコ良くてブルージーでオシャレなギターサウンドがたくさん入っているからついついBGMにも本気モードでも聴いてしまう傑作。この人の場合はもうカバーでもオリジナルでもひとつの職人芸が確立されて

          Joe Bonamassa - Blues Deluxe vol.2 (2023)

          Michael Schenker Group - Universal (2022)

           まさかこの時代になってまでマイケル・シェンカーの新作が、生生しいギタープレイがアルバムで、そしてライブで聴けたり見れたりするとは思いもしなかった。90年代に入って完全に沈黙してシーンから姿を消してしまってからは伝説になるばかりだと思っていたので21世紀になってからの華麗なる復活、いや華麗ではないが、地味に復活してくれたのは嬉しかったし、それが今では健康健在に相変わらずギターをプレイしているのだから素晴らしい。  そんなところにアルバム「ユニヴァーサル」が届けられたが、ここ

          Queen + Adam Lambert - Live Around The World (2020)

           先日来日公演を果たしてQueen旋風を各地で巻き起こしていったアダム・ランバートボーカルのQueenだが、同時期に来日していたテイラー・スウィフトの影になった面もあったかもしれない。それでもその後の東京ドームを満員にして素晴らしきエンターティンメントを繰り広げてくれるのだからさすがの往年バンド。そしてもう10年以上はバンドと一緒にやっているアダム・ランバートのボーカルも完全に板について、もうひとつの時代を作り上げていると言っても過言ではない。正直言ってフレディ・マーキュリー

          Queen + Adam Lambert - Live Around The World (2020)

          Brian Setzer - The Devil Always Collects (2023)

           随分目立つアルバムジャケットだなと思えばブライアン・セッツァーの入れ墨だらけの背中だったという話だが、これはまた新作のようなので、久々に聴いてみたくなったのでそのままアルバムリスニングタイムに突入。最近はYouTubeで大抵アルバムが聴けてしまうのでPVチェックも兼ねて見てしまうが、冒頭から全くオールドタイムなPVとご機嫌なカントリーロカビリーが流れてきて、やっぱりロックンロールはカッコ良いなぁ〜と改めて感心しながらノリノリで聴いてしまった。  別に新しい事してる様子でも

          Brian Setzer - The Devil Always Collects (2023)

          Isabelle Adjani - Bande Originale (2023)

           何とも驚く事にイザベル・アジャーニが2023年末に40年ぶりにアルバムをリリースしていた事実に気がついた。ふとしたきっかけで今のイザベル・アジャーニは何をしていてどういう様子なのかが気になってネットで調べてみただけなのだが、オフィシャルでYouTubeチャンネルが開設されていたので何気なく見ていると、冒頭からどうにも近年撮影されたようなPV映像があったので、不思議に思いながら見ていると、以前から変わらないささやき声の歌声が聞かれるので、じっくりと見ていればどうにもアルバム「

          Isabelle Adjani - Bande Originale (2023)

          Jimi Hendrix Experience - Live At The Hollywood Bowl: August 18, 1967

           ジミヘンの音源も一体どこまで出てくるのかホント不思議でもあるし楽しみでもあるが、今回は1967年8月のハリウッドボウルのライブと言うから驚く。これまでアンダーグラウンドモノでも多分聴いた事のないライブのような気がするし、それがこのクォリティの音で発掘されてリリースされるのだからなんとも素晴らしい時代としか言いようがないし、しかもYouTubeなどでサブスクでも聴けてしまうのだからなんともお手軽…、もっともジミヘンをお手軽に聴くなどと言うのは到底できないと思うが、それでも耳に

          Jimi Hendrix Experience - Live At The Hollywood Bowl: August 18, 1967

          IO Earth - Sanctuary (2023)

           何気なくX (Twitter)は日々見ているのだが、その中で某著名なインフルエンサーの方がこのアルバムを呟いていたのが目に留まったので気になって漁って聴いてみたら見事にハマり込んでしまった秀逸なアルバム。そもそもIO Earthってバンド名も知らなかったし、当然どういう音を出しているのかも知らなかったので、何が気になったかと言えば当然アルバムジャケットでしかない。この辺は昔から変わらないアルバム発見のいつもの手段ではあるが、ホント、ジャケット見ると、どう考えても陰鬱なプログ

          Hanoi Rocks - Oriental Beat 40th Anniversary Re(al)Mix 2023

           いや、知らなかった。これだけ情報網が発展して自分自身でもいろいろとアンテナを張ってあるハズなのに全然引っかからずにすり抜けてしまったのか見落としていたのか、もっともっと情報アンテナを張り巡らせないといけないと改めて考え直していろいろと構築最中だが、そこまでしないといけないのかと思うとそれもうんざりな部分はある。多少遅れてもちゃんと情報収集して発掘できればこういう作品も改めて聞けるから良いだろうと気楽に考える事にしよう。  Hanoi Rocksの1982年リリース作品「O

          Hanoi Rocks - Oriental Beat 40th Anniversary Re(al)Mix 2023

          Free - "The Stealer" (Rare TV Clip)

           ちょいと前にYouTubeの自分のトップ画面にふと現れたFreeの見たことない映像のサムネール。しかもお題が「"The Stealer" (Rare TV Clip) 」と書かれているだけで、いつの演奏でどこのテレビ局放送の分なのかさっぱり分からないままだからマニア心的には擽られるものの、とりあえずは見て聴く。  するとどうだ、これまで聴いたどのライブよりもこの一発の方が熱く魂揺さぶられるほどの演奏と気合なので、何度も何度もついつい見てしまったが、ようやく冷静になっていつ