One for All よりも One for the future
One for All , All for one
これは、「全てがチームのために」という合言葉に置き換えられがちで、「個」の犠牲を美徳化してしまう同調圧力的な危険な言葉になりつつある。
「One for All」ばかりを虐げられ「All for one」の見返りなどほとんどない。そういう場面は、少年スポーツでも、職場でも蔓延している。
「個」が活きること。
自分を活かして生きる者こそが、「生活者」だ。
だから、ボクらはこう思うんだよね。
One for the future , The future is always beginning now.
まず、「個」が活きることだ。
各自、自分が今やっていることの意味を考えて、それを本気で楽しもう。
どちらも、何一つ楽なことがないんだけどね。
本気で楽しいと思うことならば自然と続けられるし、自分が納得できるまで、やるだけのことはやってみたくもなる。
やるだけのことをやったのなら「結果はなるようにしかならない」ぐらいの気構えで充分…大事なのは、やったことの全てを、必ず次への糧(かて)にすること。
結果が良くても悪くても、また…The future is always beginning now.の気構えが、次への「糧(かて)」を生むんだ。
これを続けていたら、イイだけのことで…成し遂げるものが何年かかるかワカラナイから、楽しみが先にある。
要は、未来の自分に期待したくなる今日を過ごせる人に成ればイイ。
主体性を育む土壌づくりは、「あなたで良いんだよ」を認め合う事から始まる…それならば、One for All ではなく、One for the future で充分。
連帯性が個の可能性を摘む
上手く事が運べなかったら、連帯責任を取らされるなんて、言語道断。
それだと、「チームには迷惑かけられない」と委縮して挑まなくなるし、ミスをしてしまう子を責める気持ちも芽生えてしまう悪循環にしかならない。
そもそも…家を借りる時の賃貸借契約や、お金を借りる時の金銭消費貸借契約で、「連帯保証人」を求められる国なんて、先進国では日本くらいだよ。
連帯保証人制度自体が滑稽だと言うと、日本の金融業界の人は鼻で笑うんだけど、彼らは世界から笑われていることを知らない。
むしろ、「個を犠牲にしてまでもチームのために」の文化が根強く残るから「個のチカラ」に信用と信頼が生まれない構造であることは、金融業界の人達も「それはボクらが招いているものではない」と主張する。
けっこう…滑稽な話だ。
先週末…未来の日本テニス界のあるべき姿を描き、高い志を描いて渡航する若き指導者の壮行会をして、意味のある対話を重ねることができた。
彼は間違いなく、選手の「個性」と対等に向き合いながら、自分も活きる生き方となる指導者に成って還ってくると信じている。
Backstage,Inc.
事業文化デザイナー
河合 義徳
#キレイゴト上等
#勝ち組より価値組
#自分を活かして生きる者こそが生活者
#ロックな仕事観
#この国の常識を疑ってみる
#子供達は大人のウソを見抜く天才達
#無形資産はあらゆる価値づくりの土台
#躍心JAPAN