「競争」の美徳化は子供も大人も疲弊させる ≪後編≫
■競争心理は遊びの中で充分イギリスの哲学者、バートランド・ラッセルは、「競争心理」は、誰もが幼少の頃から自然と「遊びを通じての本能的欲求」の一つとして持っているものと示しました。
そう…周りから競争心を掻き立てる必要などなく、「競争心理」というのは、そもそも人間の本能的欲求に存在しているものだそうです。
つまり、幼少時期にある「筋肉を動かす自由、運動の自由、騒ぐ自由、仲間をつくる自由、意識を自由にする自由」においての、自らの成長過程での「遊びを通じての本能的欲求」なんです