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FE名古屋シーズン中間レビュー(という名の雑感)・②

 みなさん、お疲れ様です。

 仕事柄、雨の日は業務上気を遣うことが多くてちょっぴり憂鬱なんですが、休憩時間等を活用しながらコツコツ書き進めております。
 どんな状況でも自分のやりたいことをやる…ってのは精神衛生上良いような気がしますね。
 試合中選手たちに「切り替えよう!」って偉そうに声掛けしてるわりには自分自身はなかなか切り替えが下手なんですよ…note書くことをそういうスイッチにしたい😅‪‪

 ‪‪さて、本題へ。
 FE名古屋シーズン中間レビュー(という名の雑感)第2弾です。素人が勝手に思っていることをつらつら書いてるだけなので多少の間違いはご勘弁を…でもターンオーバーダメ絶対❌

それでは2本目、ティップオフ!

‪‪


#11 アーロン・ヘンリー

踊る点取り屋【ようやっとる】

 仏・一部のメトロポリタンズ92より移籍加入。
同チームではNBAドラ1のビクター・ウェンバンヤマ(現・サンアントニオ・スパーズ#1)と同僚で自身も元NBAプレイヤーの23歳(当時)、という触れ込みでしたかね。
 海外バスケには疎い私でもNBA選手になることが如何に狭き門であるかくらいはわかるので年齢も考えると育成込みではあるもののなかなか期待出来るのかな…?という印象でした。

 ポジションとしては3番ポジションを主戦場にしており、昨季までFE名古屋に所属していた「スクーティー」ことアンドリュー・ランダル(現・香川ファイブアローズ#0)の後釜ということは直ぐにわかりました。
 ランダルは所属時代後半こそ怪我がちであったもののその得点能力はB1でも充分通用しており、その選手の後継に23歳の日本では未知数の選手を入れてどこまでやれるのか…というのが開幕前の注目ポイントでした。

 シーズン序盤、出番こそそれなりに得るものの明確にハマったのはvs.北海道GAME2とその次のvs.大阪水曜ナイターだけで期待値から考えると若干「低空飛行」でした。
 原因は新チームのシステムや日本の環境への順応というのもあったと思いますが、1番はメンタル面での不安定さを露呈していたことでしょうか。
 自軍に不利な笛が鳴る、相手に嫌なプレーやダーティーなプレーをされるとどうしても露骨に不満を表してしまう場面があり、相手もそれをわかってわざとHennyに突っかかっていたのは明白でした。
 更に「自分でなんとかしよう」と頑張って単身突破を試みるも網にかかってしまう、加えて守備もなかなか上手くいかない、イライラしたところで笛が鳴りまたイライラ…という悪循環に陥っているように見えました。

それでもコーチ陣の指導と兄貴分であるJJの根気強いアドバイス(ふたりで話しているのをよく見かけます)、本人の適応しようとする努力もあってか少しずつ弱点が鳴りを潜めパフォーマンスが安定しだします。
 転機となったのはクリスマスゲームとなったvs.川崎2連戦でした。この2試合、Hennyは鬼神の如き活躍を見せジャイアントキリングに貢献します。
 その後は水を得た魚のように活躍し続けFトラブルに陥ったvs.佐賀GAME2を除く全ての試合で2桁得点。あわやトリプルWかという試合もありました。

 まだ「若さ」を見せる時もあって周りのお兄さんたちの気苦労は耐えないのですが、それを補って余りあるほどのパフォーマンスを見せているのは確か。
 インタビューなどで見せる歳相応の愛くるしい笑顔や陽気な雰囲気も魅力的なHenny✨

 まるで踊っているのかと錯覚するような鮮やかステップで得点をもぎ取る姿は一見の価値アリです!
 リーグトップクラスのスコアラーへの階段を登りきれ!

アーロン・ヘンリー

#13 中村浩陸

司令塔候補から真の司令塔へ【及第点】

 昨季大阪エヴェッサから地元へ舞い戻りFE名古屋へ移籍加入、今季は所属2シーズン目となっている浩陸。

 昨季までは順調にスタッツを伸ばしており同ポジションの主力だった石川海斗(現・信州ブレイブウォリアーズ#11)がオフに移籍したこともあって今季は正PGとしての地位を確立、そして頑張れば更に上のステージも見えてくるのでは…?と大きな期待していたのですが、なかなかどうして。
 シーズン序盤こそ好調だったものの、チームの負けが込みだすとそれとシンクロするように出口の見えない迷路に迷いこんでしまい…勿体ないプレーが目立ちだしました。

 ハジけきれていない要因は幾つかあるのだと思いますが、やはりポジションを争うベテラン2人の存在感の大きさに気圧されたのでしょうか。
 昨季はSGでの出場も多かった笹山がPG専任に戻り、今季より加入した川嶋がPGとしても本職と遜色ない強度でプレー出来ることを証明。ふたりの姿に良い意味で触発されて欲しかったのですが、なかなか上手くいかず。
「自分ももっと頑張らなければならない」という責任感からの焦りからなのか、5秒・8秒・24秒の各種バイオレーションを頻発させてしまいます。
 強度の高いB1で司令塔としてプレーすることが色々と大変なのは重々承知した上でも「もう少し時計見てくれよぉ…」と思うシーンが多発。本人も相当フラストレーションが溜まっていたことでしょうね。

 それでもここ数試合は復調の兆しを見せています。
 持ち味の強度の高い対人守備と思い切りの良さを軸としてプレータイムを確保。バイオレーションを吹かれることも激減し、スターターや試合のクロージングを任されたりもしています。
 特にバイウィーク前のvs.佐賀2連戦では両日ともにスターターを任され、連勝に大きく貢献しました。シーズン終盤に向けて彼の「らしさ」が戻ってきたのはチームにとっても大きな+材料です。

 スタッツ的には昨季比で攻撃の指標は軒並みダウンしているものの守備の指標はアップしており、調子の悪い時でもやれることをしっかりやってくれているのがわかります。

 チームの浮上には浩陸の力が必要です🐑
 今季残り21試合で自身の価値を証明して欲しいですし、浩陸ならきっと出来ると信じています。
 司令塔候補から真の司令塔へと脱皮をしてくれることをみんなが待ってるぞ!頑張れ💪

中村浩陸

#15 川嶋勇人

頼もしきベテランガード【ようやっとる】

「怪盗ハヤト」…Bリーグをずっと追いかけている方なら一度は耳にしたことのあるワードではないでしょうか。
 その怪盗と呼ばれた男、2020-21シーズンB1スティール王のFE名古屋への電撃加入を知った時「マジであのハヤトがウチに来るの!?」と驚いたのを昨日のことのように覚えています😇

 彼がスティール王を獲得したのは三遠所属時代のこと。
 その後秋田へ移籍したものの出番もスタッツも三遠時代には及ばず、「良い選手なのにあの使われ方は勿体ないなあ…」と思っていました。

 実績のある選手ですし、タイプ的にもFEには絶対マッチするはず…と思ってましたが、ここまでは想像の上をいくパフォーマンスを見せてくれています。
 以前の所属チーム時代はほぼSGのイメージでしたが、FE名古屋ではコンボガードとしてPGの役割も卒なくこなしてくれています。
 敵として見ていた頃は「スティールを狙ってくるいやらしい選手」という感じでしたが、味方になってみてこれ程までに頼もしい選手だとは思っていませんでした…スマン、勇人m(_ _)m

 勇人自身もコンディションが万全でないシーンが多いように見受けられますが、笹山がちょいちょい欠場したり浩陸の調子が思うように上がってこない中でコンスタントに出続けてくれているのには本当に頭の下がる思いです。

スタッツ的にはここ数年とほぼ変化がなく安定していますが、スリーだけはもっと積極的に撃ってくれてもいいのにな…と。決め切る力のある選手なので。
これまでと役割が変化しているのでその影響もあるんでしょうかね?

 ベテランとはいえまだまだ老け込むような年齢でもありません。スティールへの嗅覚も健在です。
 沢山活躍してハヤトスマイルでみんなのハートも盗んでくれ…頼むぞ勇人!

川嶋勇人

To Be Continued

 予定外の残業(リアル)が入ってきたおかげで今回は3選手のみのレビューとなりました。
 でもお仕事頑張らないと観戦費用を捻出出来ないのでやむを得ないのです… どっかから金降ってこないかな?(こない)
 選手たちが頑張っている姿を見ると自分も自分なりに頑張らないとな、と思えるのはスポーツ観戦民あるあるですかね?明日も頑張ろう(*-ω-)ゥン

 それではまた次回のnoteで…アディオス︎︎👍

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