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M5StickC-PlusのAD変換機能について

こんにちはロック204チャンネルです。
今回は「M5StickC-PlusのAD変換機能について」をお送りします。

今回、M5StackC-PlusのAD変換機能を試すために使用した装置がこのスライドのようになります。
AD変換は、アナログ電圧をデジタル値すなわち数値に変換する機能のことです。
今回は、可変抵抗を角度計に取り付け、可変抵抗からの出力をM5Stickに入力してこの電圧を測定するプログラムについて見て行きます。


こちらにM5StickC-Plusのピン配列と可変抵抗への接続を示しています。
M5Stickの背面にはピンの配列が印刷されています。
今回はM5Stickの上側にあるピンを使用しました。
可変抵抗への接続は、両端に3.5ボルトとグランド端子を接続し
真ん中の端子にG36ピンを接続しました。

プログラムに使用するブロックについて説明します。
アナログ入力ブロックはピンを設定するブロックを最初に設定します。
アナログ入力ピンは「adc0」と「adc1」より選択することができます。
ここではadc0を使用しました。
またM5のピンとの対応をピン番号として設定します。今回はピン番号36を用いました。

次にアナログ値の解像度を設定します。
ここでは選択された「adc0」の読み取り解像度の設定を「WIDTH_12BIT」に設定しました。
この項目はbit数を変えることにより、読み取られた値をビット数に対応した値として出力することができます。
Bit数が大きいほど解像度の高い結果が得られます。
今回は「WIDTH_12BIT」を使用しました。この設定では、AD変換値を0から4095の範囲で出力します。

最後に、入力減衰率を設定します。
これは入力電圧の範囲を設定するブロックとなります。
選択されたアナログ入力adc0の入力減衰率を今回は「11デシベル」に設定しました。
この設定では、入力電圧の範囲を0vから3.9vの範囲とすることができます。

こちらにad変換プログラムの全体を示しています。
setupブロックの下に
「アナログ入力ピンadc0をpin番号36にする」ブロック置き
次に読み取り解像度を12ビットとして設定します。
そして入力減衰率を11デシベルに設定し
この下に「ずっと」ブロックを配置し
この中にアナログ値を読み取るブロックを置き
この出力をlable0に表示するプログラムです。
それではプログラムの実行状態を見て行きましょう。

AD変換プログラムの実行


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