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FreeCAD1.0 基本的操作法8/スケッチャーツール3

こんにちはロック204チャンネルです。
今回は、FreeCAD1.0 基本的操作法第8回
スケッチャーツール3」についてお送りします。
今回説明するのは、Bスプライン曲線での編集機能です。

スケッチャーのBスプラインツールには、こちらのスライドに示す
「ジオメトリーをBスプラインに変換」、「次数を増やす・次数を減らす」、「ノット多重度を増やす・減らす」、「ノットを挿入」、「曲線を結合する」ツールがあります。

最初に「ジオメトリーをBスプラインに変換」と「次数を増やす・減らす」ツールについて説明します。

「ジオメトリーをBスプラインに変換」ツールは、曲線を含む左図のようなジオメトリを選択し、このボタンをクリックすると、曲線部分が右図のようにBスプライン曲線に変換される機能です。
このとき、直線をB-スプライン曲線へ変換したものがスケッチ面内に含まれる場合、B-スプライン曲線の曲率コームが表示できなくなります。
また、元スケッチに設定されている拘束は変換時に削除されます。

次に、Bスプラインの次数を増やす減らすボタンの説明をおこないます。
操作法は、Bスプライン曲線を選択し「次数を増やす」ボタンを押します。
この例では、左図は中央に制御点が一つありますが、次数を増やすボタンを押すと制御点がもう一つ増え次数が増えていることがわかります。
また反対に曲線を選択した後で、次数を減らすボタンを押すと制御点が一つ減り左の図のような状態に戻ります。
注意点としては、制御点とB-スプラインの形が維持されるように次数を減らします。そのため新しくセグメントが追加され、結果的に多くの新しいセグメントが追加されることがあります。

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