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単純反応時間プログラム-1

こんにちはロック204チャンネルです。
今回はスクラッチ応用講座として「 単純反応時間プログラム1」 と題してお送りします。


今回作成するプログラムは
画面の中央にボールが表示されたら素早くスペースキーを押すプログラムです。
この時ボールの表示よりスペースキーのされるまでを反応時間として測定します。


それでは具体的にプログラムの内容を説明して行きます。
まず最初に使用する変数を追加して行きます。
Counter これは何回目の測定かを入れる変数です。
次に反応時間 これは現在の時間をタイマーで取得し、それから表示時間を差し引いたものです。
表示時間はボールが表示されたときの時間です。

次に記述する コードを説明します。
ステージに書かれたコードは「グリーンフラッグが押されたとき」より開始しcounterを0にセットします。そして10回の繰り返しを行います。
次に10回の測定を繰り返します。
ループ内では、まず 「消す」のメッセージをBallに送ります。
すると スプライトBallは このメッセージを受け取ると非表示となります。
次に3秒から5秒の間、 プログラムを停止します。
そして「表示する」のメッセージをBallに送るとBallは画面に現れます。
この時のタイマーの時間を変数「表示時間」に取得します。
そしてcounterに1を加えます。
次の行ではスペースキーが押されるまで待ち、押されるとの反応時間を 計算します。
計算式は 現在のタイマーの時間から「表示時間」を差し引いたものとなります。 これを10回くりかえします。


「単純反応時間プログラムの基本形」のプログラミング

説明を追加する

こちらが説明を追加したコードとなります。
左より ステージに追加したコードを赤枠で表示しています。
ボールのコードは変更なしです。
猫のコードは新規に追加したものを表示しています。

反応時間プログラムの実行

今回はスペースキーで反応する単純反応時間について基本形を解説しました。
次回は各測定ごとの反応時間を記録するとともに 統計値も 表示できるようプログラムを改善して行く予定です。

ご視聴ありがとうございました。

プログラムのリンクです。


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