Power BI入門-4/テーブルの表示とグラフ化

2024年3月8日 16:37

こんにちはrock204チャンネルです。
今回は「Power BI入門　4　テーブルの表示とグラフ化」についてお送りします。

Power BIでのデータ取り込みよりレポート作成までの流れを説明します。
今回はデータソースとしてCSVファイルを使っていきます。
これをデータソースをPower BIのクエリエディターで取り込み、データセットとして保存した上で、レポート上にテーブルやグラフなどを作成して行きます。

最初にPower BIを立ち上げて新規にレポートの作成をクリックします。
そして、今回使用するCSVファイルを取り込むには、表示された画面の下の「別のソースからデータを取得する」を選択します。

今回しようするデータ

そして左のようなダイアログが表示されたら、「テキスト/CSV」を選択し取り込むデータをクリックし、「開く」を押します。

するとデータに接続し、このようなプレビュー画面が表示されます。
データに問題がなければ、「読み込み」ボタンを押します。
この時、データがうまく表示されない場合は、「データ変換」のボタンを押し、パワークエリで編集を行ないます。

データが取り込まれたかどうかを確認するには、Power BIの左側の帯より「データビュー」のボタンを押してください。

この時データの桁数が多い場合は三桁区切りで区切ると見やすくなりますので列を選択した後、「列ツール」よりカンマのアイコンをクリックするとスライドのように三桁区切りの表示となります。

データの取り込み(動画)

それでは、レポート上にテーブルを表示してみましょう。
最初に左のアイコンより「レポートビュー」のショートカットをクリックします。
また、右側のデータウィンドウより取り込まれたデータの名前をクリックすると右の図のように、取り込まれたデータのフィールドが表示されます。

レポートにテーブルを表示するには、視覚化ツールのテーブルアイコンをクリックしてください。
そうすると右の図のように、空白のテーブルのビジュアル枠が表示されます。

ここでデータウィンドウより表示したいフィールドをチェックすると、この空白のビジュアルにデータが表示されます。

テーブルの大きさを変更するには、ハンドルをドラッグして調整してください。

テーブルに表示されたフィールドの順番を変更するには、視覚化ツールの下の「列」よりフィールドをドラッグし表示順番を変更してください。

今回のデータでは、年度の欄が年度の合計になっていることが確認できます。
これは、Power BIが自動的にデータの表示方法を合計と判断したからです。

年度の欄を右クリックすると、合計のところにチェックが入っていることがわかります。
そこで「集計しない」を選択すると右上のように元々のデータが表示されていることを確認できます。
ここで県名で並べ替えると、同じ県でも1920年のデータ、1925年のデータ、1930年のデータといったように3種類のデータが登録されていることがわかります。
このようにデータを表示する場合は、どのような計算方法で表示するのかを確認して行うことが大切となってきます。