micro:bitで電気角度計を作る-1
こんにちは ロック204チャンネルです。
このチャンネルではIT初心者のための情報を発信しております。
今回はマイクロビット応用講座 「マイクロビットで電気角度計を作る パートワン」をお送りします。
こちらにマイクロビットとタクトスイッチ、可変抵抗との接続図を示しています。
またマイクロビットとの接続には エッジコネクターとブレードボードを使用しました。
こちらは角度測定の流れを示しています。
最初に キャリブレーションとして 0度の位置と180度の位置でアナログ値を取り込み、Aボタンで測定を開始します。
LEDに ハートマークが表示されたら 測定する角度に ゴニオメーター(角度計)を合わせタクトスイッチを押します。
そうすると角度が表示されます。
次の測定を行うには、Aボタンを押して ハートマークが表示されるのを待って測定したい角度にゴニオメーターを合わせて タクトスイッチを押す動作を繰り返します。
角度を再表示するにはBボタンを押して表示させます。
また キャリブレーションをやり直したい場合はA+Bボタンを押して行います。
プログラムについて説明をします。
「最初だけ」ブロックでは、タクトスイッチが接続されたP1端子をプルダウンにし、安定した入力ができるようにしています。
そして変数modeを 999として準備状態とします。
その後 syokika初期化 関数を呼び出します。
syokika関数の呼び出しは A+Bボタンでも行えるように設定しています。
こちらは関数syokikaのコードの前半部分を示しています。
最初に文字列表示で”move 0” で 角度計をゼロに移動するように指示します。
そして音を鳴らして タクトスイッチの押されるまで待ちます。
測定者は 角度計をゼロにセットしたところでタクトスイッチを押します。
そしてこの時の アナログ値を変数deg_0に取り込みます。
こちらは関数syokikaの後半部分を示しています。
0度の電圧を取り込みが済んだら
文字列を表示”move 180”で 測定者に180度の位置に角度計を設定するよう指示します。
そして音を鳴らした後、タクトスイッチが押されるのを待ちます。
タクトスイッチが押されると このループを脱出し、 可変抵抗 よりの電圧を測定し 変数deg_180に代入します。
そして音を鳴らしmodeを1としてチェックを表示します。
こちらは 測定開始位置に押すAボタンの設定 と Bボタンでの測定値の再表示のコードを示しています。
Aボタンではmodeを1として測定モード とします。
こちらは測定監視ブロックの「ずっと」ブロックを示しています。
このブロックでは「もし」ブロックを配置しmodeが1の場合だけ このブロック中のコードを実施します。
最初に ハートマークを表示し タクトスイッチが押されるまで待ちます。
この間、測定者は測定したい角度に角度計を合わせてタクトスイッチを押します。
タクトスイッチが押されると 変数bfにアナログ値を読み込み これを角度に変換し変数m_degに代入します。
そして音を鳴らした後に 小数点以下を四捨五入し角度を表示します。
この後はmodeを0として待機状態とします。
今回は可変抵抗器を応用した電気角度計のプログラムの紹介をおこないました。
まだ実用的レベルに達していないので今後改善を加え順次発表していきたいと思います。
ご視聴ありがとうございました。
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