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FreeCAD/データム平面を作る
こんにちはロック204チャンネルです。
今回は「FreeCAD データム平面を作る」と題し、お送りします。
データム平面は、立体の点・面・辺に接する位置を基準とした、位置が調節可能な平面です。
通常、スケッチの作成にはX・Y・Z座標を基準とした平面か、立体上の平面が必要となりますが、
「データム平面」を使用することで、立体の曲面上や内部にも平面が作成可能になり、
自由な位置にスケッチを作成できるようになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1715064154435-2Ja7rFViWQ.png?width=1200)
データム平面の作成について説明して行きます。
最初に左の図のような立体を作図します。
次に面を選択します。そして、「データム平面」ボタンをクリックすると、右のようなパラメーターを入力する画面となります。
メニューで操作する場合は、作成する平面を選択後、「パートデザイン」、「データムを作成」、「データム平面を作成」の順に選択して行きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1715064229100-wGbNDNhgWY.png?width=1200)
頂点からデータム平面を作成することもできます。
左のような図形を作成したのちに、何も選択しない状態で「データム平面を作成」ボタンをクリックします。
すると、右の図のような画面が表示されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1715064267303-WQ8jylEe3a.png?width=1200)
ここで最初の頂点を右の図のように選択すると、頂点の名前がボックスに表示されます。
そして二番目の項目に移動しますので、二番目の頂点、そして三番目の頂点と選んでいくと、三つの頂点を結ぶデータム平面が作成されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1715064296384-eXwUUIHNeR.png?width=1200)
作成されたデータム平面を用いて作図をすることができます。
データム平面をクリックし、選択した後、スケッチ作成ボタンを押します。
そして作図を行ないます。
![](https://assets.st-note.com/img/1715064325869-GKEP2Q9Nmz.png?width=1200)
次にこの作図を用いて「パット」で立体化してやると右の図のような形で作図を行うことができます。
それでは、実際の操作について見て行きましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1715064358082-ZHEmIpiJSv.png?width=1200)
フライパンを作る