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FreeCAD1.0 基本的操作法13/ドラフトワークベンチ(5)

こんにちは、ロック204チャンネルです。
今回は、基本的操作法第12回、ドラフトworkbenchの続きを解説して行きます。

今回はフリーキャドのドラフトworkbenchの中の移動、回転、尺度、鏡像ツールについて紹介します。
移動は、 オブジェクトを移動またはコピーするツールです。
回転は、 選択したオブジェクトを中心点を基準に回転またはコピーするツールです。
尺度は、 選択したオブジェクトを基点を中心に拡大・縮小するツールです。
鏡像は、 選択したオブジェクトのミラーコピーを作成するツールです。
以下のスライドで、各ツールについて詳しく説明していきます。

Draft Move(移動)ツールは、選択したオブジェクトを特定の位置に移動またはコピーするための強力な機能を持っています。
このツールは、Draft WorkbenchやSketcher Workbenchで作成された2Dオブジェクトだけでなく、Part Workbench、PartDesign Workbench、BIM Workbenchで作成された多くの3Dオブジェクトにも利用できます。

移動ツールの操作法を説明します。
まず、移動ツールを起動するためにMoveボタンを押します。
次に、オブジェクトを選択します。オブジェクトを選択していない場合は、Moveタスクパネルでオブジェクトを選択します。
コピー元の図形としてサブエレメントを選択したい場合は、”Modify subelements”チェックボックスをオンにして、サブエレメントモードに切り替えます。

次に、3Dビューで最初のポイントを選択するか、座標を入力して「Enter Point」ボタンを押す必要があります。
そして、2番目のポイント、つまりターゲットポイントを同様に選択します。このプロセスは、正確な位置にオブジェクトを移動させるために非常に重要です。
特に、3D環境では、視点の変化が位置決めに影響を与えるため、慎重に操作することが求められます。これにより、ユーザーはより直感的にオブジェクトを配置できるようになります。

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