【Studio J】異分野のコラボについて
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今日は、異分野のコラボについて普段考えていることをまとめたいと思います。
Studio Jを設立した理由や背景とも通ずる内容になってます。
そもそも
もともと、僕は異分野と関わるというようなことにほとんど興味を持っていませんでした。
むしろ職人気質で、俺は俺のギターを弾くしわかるやつだけついてきてくれりゃいいよみたいなキツイ若者でした。
転機が訪れたのは、20歳ころのこと。
当時はバンドに所属していて、ギタリストと作詞作曲を兼任していました。
固定されたメンバーの中で、いつも自分が作詞作曲をして、同じような地域のライブハウスばかり回って。。。という毎日に、ある日とうとう限界が来て飽きてしまい、やめました。
同じような思いをしたくないので別なバンドを探す気にもならずソロとしてインディーズをやり直したわけですが、異分野と関わる面白さに気づいたのは、そのソロ活動を始めてからのこと。
ギターをもって歌うアーティストというのは、ふつう弾き語りのSSW(シンガーソングライター)枠でライブに出ることが多いです。一方、僕は歌よりもギターに自信があってギターで勝負したかったので、マネジャーにいろいろ無理を言ってバンドのイベントに強引に参加していたのですが、その中での出会いがやはり強烈でした。
真冬でも関係なく半袖短パンで呪文みたいな歌をうたう元気なおじさんバンド。
音楽はハートだと言ってマイクを通さずに地声で歌ったはいいものの、案の定ぜんぜん聴こえてこないシンガー。
ステージ上に観客をあげてそいつにアドリブ演奏させて自分は特に何も弾かないギタリスト。
カオスでした。
こういった人々を「異分野」などと呼ぶのは気が引けるようにも思いますが、当時の自分にないものを持っていたことは確かでした。カオスに感化こそされませんでしたが、その同じ混沌の中に自分も身を置いていると気づいたとき、彼らの表現を理解できる努力をしたいと思ったのです。
これが、異分野コラボに興味を持った、覚えている限り最も古いきっかけです。
異分野コラボへの興味を決定づけた出来事
前項からかなり時間が空きますが、音楽という世界そのものを飛び越えて異分野同士コラボしたいと思うようになったのは、noteを始めてからのこと。
七田苗子さんのお声がけで、「ロマネスコ」という野菜からイメージして曲を作ってほしいと頼まれたことがきっかけです。
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