ソフトウェア開発201の鉄則 原理42:要求:プロトタイプはユーザー・インタフェース選択のリスクを減らす
要旨
* ユーザ・インターフェイス(UI) の要件具体化には、プロトタイプが最適だ
* 実際にプログラムを書かなくとも、画面遷移だけ示すだけで充分。「電子紙芝居」を作って見せよう
* これは、要求を明らかにすることに加え、顧客、ユーザへのアピールにも役立つ
解説
ユーザ・インタフェースは「見えるもの」だ。なので、「見せよう」。そういう話と考えれば、いい。
描画ツール、レイアウト作成のツールは無数にある。PowerPoint でも充分だろう。
モバイルアプリを作ったときは、ユーザ・インタフェースと、アプリがどんなものかを示すために、画面は適当にそれっぽいのをネットで拾って、アプリでボタンだけ実装して画面遷移するアプリを2時間くらいで作った。そんなので、充分。
ユーザ・インタフェースに限らず、要求フェーズでは、いや、要求フェーズでなくても全般的に、「見える化」は重要で大きな役割を果たす、ということだ。
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