ソフトウェア開発201の鉄則 原理105:コーディング: プログラムの体裁を整えよ
要旨
* プログラムの読みやすさ、理解しやすさは、インデントを整えることで大きく改善される
* コーディングルールを適用しよう。どれを選んでもいいが、決めたら一貫して使おう
* 一貫性のないインデントもよくないが、さらに、「間違った」インデントは理解の間違いなどの悪影響を及ぼす
* 整ったインデント、見てインデントの状態がわかりやすいエディタ、ツールを活用せよ
解説
if 文のような分岐があるもののロジックを、ソースコードを眺める開発者は、コードの開始位置、つまりインデント位置で追いかけている。
なので、インデントがおかしいと、ロジックを誤って判断することに、なりかねない。
プログラムの体裁を整えるためには、コーディングルールを決めて従う、ということが必要。
コーディングルールを決めることには、時間をかけなくていい。今の時代、そういうのはドキュメントを含めてカンタンに入手できるので、活用すればよい。
大事なのは、それを守ることと、一貫性を保つこと。どちらも、継続して実行するのが難しいが、
* 常にコーディングルールを意識しよう
* コーディングの支援をしてくれるツール、エディタを活用しよう
* 定期的に自分のコードを見直そう
* コードレビューをしよう
この原理の実行のためのアクションは、こんなところか。
この原理、最後の文章は、
インデントを整えるために、市販のよいプリンタを使うことを勧める
というもの。さすがに今の時代それはないだろう(笑
インデントを整えて体裁のよいプログラムを書くには、Visual Studio Code を活用しよう
ですね。
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