目指していた輪郭はどこに?
小学生だか中学生だかのころからデザイナーを目指し始め、
10年以上が経った。
次第に色々なことを知り、「デザイン」という言葉の広さから
もともと目指していたモノの輪郭がわからなくなってきていた。
もともとはモノを作るのが好きで、
プロダクトデザイナーを目指して大学に入った訳だが
卒業するまでにもトレンドは変わり、
新しいデザイン領域が生まれ、
もともと目指していたものとこれからのものと
よくわからなくなっていった。
ただ、なんでやりたいのかを考えた時に
世の中の目に触れるモノの見た目をよくし、
それが効率的になり、人のモチベーションを上げることができ
人を助けたり、後押しすることが出来たらいいなと思った。
例えば、バイトでも触れていた
excelの表、社内システムのUI、事務処理システム。
めっちゃ見づらかったり、わかりにくかったり。
もうちょっとこうだったら良いのにを変えたかった。
こういった生活にある細部がデザインされれば
もっとストレスフリーに生きれるんじゃないかと。
今はインハウスの開発担当として
デザインだけでない商品化までのフローを長くみるが、
プロダクトそのモノだけでなくビジネスの中で生まれるものを
デザインを通じてモノとしても良い姿にしていきたい。
いつのまにか世間がデザインされたもので囲まれていることを目指して。
まだまだ生活にデザインが入り込むべき部分が多分にあるはず。
まだまだこれから。