北京（6）〜世界遺産へ行こう〜

2018年1月19日〜21日・北京旅行にいった過去のブログを再編集して掲載しています。

御一行を乗せたバスはなんと「ラテックス店」に向かうとのこと。ラテックスってなんだろうと思っていたら寝具店なんですね。どうやら中国でもかなり有名な寝具店らしく世界中に輸出しているとかいないとか。旅行いってわざわざ布団なんか買うかね・・・と思いつつ施設に到着。
　ト●ンスフォーマーみたいなヤツのでっかいオブジェがあったり、曲芸を披露するステージがあったり、家族で楽しめる敷地・・・の隣にそのラテックス店はあるようです。大きな自動ドアをくぐれば、会社の紹介やら商品の紹介やら、そしてまたしても日本語堪能系スタッフに案内されると、体育館くらいあるんじゃないかっていう広さの部屋にズラ〜〜〜〜〜ッとベッドが並んでいます。
これを見た瞬間「寝心地の良い刑務所」と連想してしまったのは内緒です。部屋に通されると中でもプレゼン能力と日本語に長けた女性による、マットレスプレゼンが始まります。店員さんの体を張ったプレゼン楽しめました。

すげぇ気になる・・・

20分ほど軟禁（？）された後、先ほどのズラッと並ぶベッドエリアに通され、一人ひとりスタッフがついて、相変わらず丁寧に、流暢な日本語で説明してくれます。腰が痛くないのになぜか痛いということにされ、これに寝ればそんなことは無いだの（笑）とにかく人生の1/3は睡眠なのだから大事！だの、このワードをゴリ押ししてきます（笑）正直我々は買うつもりは一切ないので右から左へ受け流してたんですが、価格を見てみるとシングルのマットレスだけで75,000円。枕だけでも7,000円。いやいやそもそもそんな大金もってねーし！
結局トイレに行くと言いその場を去りましたが、とにかく他の観光客もゴリゴリ押されております。中には買う買わない別にとにかく世間話をガンガン展開している人もいてここのスタッフ以上にコミュケーション能力の高さを見せつけてました。すげぇー。
結果、枕を買っている人が、いましたね。7000円の枕って日本でもけっこうイイお値段だぜ。旅行のノリで買うものかね？？と思いつつ、御一行はバスに乗り込み北京市内へ戻ります。枕片手にバスに乗り込む人、夢遊病ですw
まだまだお昼すぎな時間なハズなんですが、空は夕方っぽい。

アイススケートリンクの広さぢゃねーぞw

反対側も凍ってるようぅ・・・・

あいかわらずの渋滞をすりぬけながら到着したのは頤和園（いわえん）。
ここも世界遺産なんですが、中国屈指の名園。清朝の皇帝が母親の長寿を祝って建設したそうなんですが、
その敷地が皇居の2倍ですって。デカすぎぃ!!
東京ドームでいっても62個分（笑）といっても東京ドームいったことないのでピンとこない。広大な湖があってそれがそもそも人口湖らしいのですが、それを掘った際に余った土で山まで作ったとか。なんかもう日本人の感覚じゃ全然わかんないですね。限られた時間により全部は回れなかったですが、湖は完全に凍っており、どうやら有料でアイススケートなんかできるみたいです。こんなにでかいアイススケートリンク初めてみましたわ（笑）
散策時間は30分、十分楽しめました。そしてこの頤和園でトイレを借りましたが史上初（？）手洗いの水道でお湯がでましたよ！すげぇ!!

絵馬みたいなのがありました

日本ではありがちな設備にいちいち感動です。
入口付近でバスを待ってたのですがどうやらその場所は路線バスの停留所らしく関係ない人もたくさんいたんです。とにかくそのスペースに車やバイクが違反駐車しててバス停も意味をなしてないっていう（笑）そしてボッタクリタクシー運ちゃんにまたしても中国語で話しかけられる。どこに行くんだ？安くするぞ？的なことを言ってたと思いますが、もちろんちょっと何言ってるかわからない（サンドウィッチマン）なので無視。

見るからに辛そう・・・

逃げるようにバスに乗り、夕飯へ。この日は四川料理の麻婆豆腐です。中国人でも本場の麻婆はマジで辛いとのことで我々に与えられた麻婆豆腐は日本人向けにマイルドにしてあるみたいです。一本路地に入った場所にある雑居ビルの二階に四川料理の店。イキフンはグンバツです。隣は違う会社の日本人団体客がいたのでなんか日本にいる感覚でした。麻婆豆腐以外はいつもの中華でしたが、マイルド麻婆豆腐は全然辛かった！全然マイルドじゃねぇし！ご飯がススムなんてもんじゃなかったです。

ここでオプショナルツアー参加車とわかれてホテルへ。
戻ってきてもいく場所はコンビニしかないのでビール買って部屋でぐだぐだしてるとお昼に注文したお土産が届きました。一緒についていた小分けの袋が激烈に石油インク臭かった（笑）
無事2日目終了。

北京（7）に続く