高専推薦入試のお話 その1
12月も中旬に差し掛かり、冬の寒さが本格的になってきましたね。筆者は、最近インナーを新調しまして寒さを耐え忍んでいます❄️
気付けば来月は、高専の推薦入試の季節ですね。風の噂では、「評定が~以上だとほぼ確実に受かる」みたいなのを聞きますが、実際のところは誰にも分かりません笑
ということで、
概要
高専の推薦は、主に「評定」「作文」「面接」の3つで評価されます。+a 部活動の成績や学校での活動など
今回は「評定」と「作文」の対策方法をお教えします!
それではいきましょう!
まず、「評定」から。
と言っても、中3の前期期末(後期中間もだったかな…?)までの平均評定が4.0以上で推薦が可能なので、現在中3で高専行きたい!と考えている方で評定が惜しくも届かなかった場合は、高専一般入試に向けて過去問と取り組むのが吉ですかね。
中学1,2年生のみなさんは、まだ受験や志望校についてあまり実感が湧かない場合がほとんどだと思いますが、言えることは一つです。毎日の頑張りが今後を変えていきます。1.01の法則と0.99の法則ですね。
毎日の積み重ねをするとこんなにも差ができるんです。1%の努力を継続する事でこんなにも大きな成果になると考えるとワクワクしませんか…..!!!!
次に、「作文」です。
評定に関しては、あまり有力なアドバイスはありませんでしたが、ここからの内容には結構自信があるので、作文の作り方に困っている方がいましたらぜひ参考にしてみてください!
自分は、過去の作文の内容をチェックし、傾向を分析した上で近年の情勢や現代社会における問題点と重ね合わせて、どんな内容が来そうかイメージしてました。なんかめっちゃ難しそうなこと書いているように見えますが、これが意外と単純なんですよ。
例えば、直近の入試を参考に考えてみましょうか(これが正解!というものはないので、皆さんのオリジナルの考えを大切にしてくださいね)
当日こんなの出されたらどうしようもないじゃん …..と思ってしまいますよね。ロボットと言われても、みなさんがイメージするのは、SFに出るような機械かもしれませんし、それこそ身近なものだと家電製品。最近だとAIに勝手に絵を描かせる技術もロボットと言えるかもしれませんね。
どんな内容が来ても書けるようになるコツは、「現代や過去」と「自分が思い描く未来」の結びつけです。自分が思い描く未来(こんな未来になってほしい!)にするためには、自分が(もしくは社会が)どんなことを、どのように、取り組んで未来に歩んでいけば良いかを自分なりに言語化してみてください。
ただ、履き違えてほしくないところあって、
「対比するときは、比較相手のことを否定しない」
これは、自分の主張を高く見せようとして比較相手を下げてしまい、結果的に否定的な言葉が作文に書かれてしまうからですね。「あくまで、自分が試験管だったら」の話ですが、評価する時にめっちゃ否定的な事ばっかり文字として反映されていたら、読む際に少し残念な気持ちになりませんか…??それよりかは、論旨がどうであれポジティブな表現をしているほうが印象が良いような気がします。きっと採点者が見たいのって、「絶対の正解」ではなく「一人一人のクリエイティブな想像力」ではないでしょうか。
あとは、1番伝えたいことを忘れないように気をつけてください!作文を書き進めていると、途中から何書いているのかわからなくなることがあるでしょうから、キリの良いところまで書き終わったら主張を改めて思い出すと良いと思います。私はそれができなかったので、試験始まってから5分くらいは、記述用紙の裏面に起承転結をメモしたりしてました笑
どんな作文内容にでも対応できるように、日頃からニュースをみて「最近のテクノロジー」や「社会課題」について知見を持っておくとより多方面からアプローチができるはずです!昨今の環境の話題であったらSDGsについて調べてみるのも良いかもしれませんね!
他には、どんな内容が来ても書けるような汎用性の高い事柄をあらかじめ作っておき、当日の課題に柔軟に当てはめるのも一つの手かも?
という事で、今回は「評定」「作文」について私なりの対策をお話ししました!次回は、「面接」の対策をお伝えしようと思います!お楽しみに〜
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