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Perplexity + NotebookLMで作る簡易ブログ管理システム

 [読了目安: 3分]

NO AI(人間が書きました✍️)

AI系ポッドキャスト(耳で学ぶAI)運営の矢野哲平(@robothink_jp)です。この記事ではAIツールを組み合わせて作る簡易的なブログ管理システムの実装方法を紹介します。
ブログを書いているとこんな悩み出てきませんか?

情報が更新された時にどの記事をリライトすべきか分からない

AI系のnoteを運営していますが、AIはとにかく情報のスピードが速い。以前書いた記事も情報が古くなりリライトが必要になってきます。
例えば、「以前は有料版だった機能が無料で使えるようになった」などですね。
やりたいことは情報が更新されてAIに質問すると「リライトが必要な箇所はここだよ」と教えてくれる仕組み。
PerplexityとNotebookLMの既存ツールを組み合わせることで実装できます。さっそく見ていきましょう👇

Perplexityで全文取得

AI検索でよく使われるPerplexityですが、実はURLを渡すと記事の全文を引っ張ってくれます。プロンプト次第にはなりますが、次のようなプロンプトを書いてURLを投げるだけで記事のタイトルや本文を取得してくれるようにします。

###指示###
ユーザーが入力したURLを参照して、URL、タイトル、記事の内容を全て文字起こしした内容を以下の形式で出力する
{
"url": "{URL}",
"title": "{タイトル}",
"content": "{記事の内容を全て文字起こしした内容}"
}

###注意事項###
- 記事の内容は必ず全て文字起こしすること 
- JSON以外のアウトプットは含めない

プロンプトについて補足すると注意事項で「記事の内容は必ず全て文字起こしすること」と念押ししています。場合によっては記事の全文を取得してくれないので念押ししています。
URLを投げて記事全文を取得できれば何でもいいんですけど、Perplexityが楽に実装できるので選択しました。
ちなみに上記プロンプトは毎回入力する必要はなくコレクションに保存すれば、あとはURLを投げるだけで回答を返してくれるようになります。

NotebookLMに質問する

Perplexityが吐き出した回答をテキストファイルにコピペします。
仕様上?末尾に不要なテキストが入るのでそれは削除してください。
こんな感じで複数の記事URLを投げて一つのテキストファイルに情報を集約し、それをNotebookLMにアップロードします。
サンプルのファイルを用意したので使ってみてください。私のnote9記事分です。(37KB)

ファイルをアップロードしたら質問してみます。

Gemが無料ユーザーも使えるようになりました。
変更が必要な箇所があれば、URL、タイトル、変更箇所をあわせて教えて

(注: テスト用の質問なので事実ではありません。Gemは現在も有料です)

すると変更が必要な該当箇所を教えてくれます。

問題点と発展

実装にあたり感じた問題点もあります。
それは記事を書くたびにPerplexityから文字起こしをしてファイルに反映→アップロードという手間がかかること。これはリライトした場合も含みます。
発展系としてRSSとAPIを組み合わせればこの作業は自動化できると思います。この場合、ソースをテキストファイルではなくGoogleドキュメントに変えた方が良さそうです。
記事の公開や更新がある度にソース元となるGoogleドキュメントに自動で情報を反映していくと。先で実装したらnoteでまた書きたいと思います。

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