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天秤AIの使い方。同時に6つのAIから回答を生成する

NO AI(人間が書きました✍️)
[読了目安: 4分]

AI系ポッドキャスト(耳で学ぶAI)を運営している矢野哲平(@robothink_jp)です。この記事では天秤AIの使い方について解説します。

👨‍💻対象読者

  • 天秤AIをまだ使ったことがない人

  • 複数のAIを一括で操作したい人

🎉記事を読むとできること

  • 天秤AIを使うことができる

  • 壁打ち機能を使える

天秤AI

GMOが開発するAIサービス。1つのプロンプトで最大6つのAIを操作できます。例えば、「⚪︎⚪︎に関するアイデアを出して」と指示するとChatGPTやClaude、Geminiで回答を一括生成できます。
AIの比較に使えますね。しかも無料で利用できるので重宝するサービスです。
2025年2月からPlusプランということで有料プランも導入されました。

有料プラン導入にあたり、大幅に制限がかかったというわけではありません。引き続き無料で最新モデルの比較ができます。
もっと活用したい人はPlusプランへの検討もおすすめします。

使い方

まずサイトにアクセスします。

新規会員登録を行います。Googleのアカウント連携が便利です。

ログインすると画面左に様々な言語モデルが並んでいます。

左側にある言語モデルをクリックすることで比較対象となるAIを選択できます。試しにGPT-3.5 TurboとGPT-4oを押してみます。

2つAIが追加されましたね。この操作で最大6つまでAIを追加できます。

使える言語モデル

現時点で使えるモデルは以下👇

  • GPT-4o mini

  • Gemini 1.5 Flash

  • GPT-4o

  • Gemini 1.5 Pro

  • Claude 3.5 Sonnet

  • Claude 3.5 Haiku

  • Perplexity Web検索(最新モデルに対応)

  • OpenAI o1

  • OpenAI o1 mini

  • OpenAI o3 mini

  • DeepSeek R1(Azure版)

  • Claude 3 Opus

圧巻ですね!
似たようなサービスにChatHubがありますが、同時に使えるAIの数、モデルのラインナップで天秤AIが優っています。
「GMOさん大丈夫ですか?」と心配になる位の大判振る舞い…!

OpenAI o1とo3 miniにも対応しています。o1に関してはChatGPTの有料ユーザーしか使えないのでかなり貴重です。

さらに直近ではDeepSeek R1にも対応しています。

壁打ち機能

天秤AIには壁打ち機能というChatGPTやGeminiにはない機能があります。
簡単に言うと複数のAIからの回答を統合させる機能です。
例えば、GPT-4oとClaude3.5 sonnetで回答を生成させて、それを各言語モデルにフィードバックさせて、再び回答を生成させることができます。
やり方はいたって簡単です。回答生成後に、下部に壁打ちと表示されるので押すだけ。自動でプロンプトが挿入されます。

あとは、もう一度生成ボタンを押すだけです。
挿入されるプロンプトはこんな感じです👇

あなたは複数のAIの出力を統合し、高品質な要約を生成する特別なAIです。
以下に示すAIの出力を分析し、最も重要で有用な情報を抜き出し、
一つの簡潔で包括的な回答を作成してください。
各AIの出力を読み取り、それぞれの主なポイントを特定してください。
重複する情報を排除し、一貫したメッセージを形成するために情報を統合してください。
必要に応じて、情報を再構成し、明確かつ流暢な形で要約してください。
これにより、読者にとって最も価値のある、簡潔で理解しやすい回答を提供してください。

壁打ちも無料で利用できるので、回答を深掘りしたい時に役立つかもしれませんね。

ダークモード

画面を暗い色(ダークモード)に変更できます。
左サイドバーの設定から変更可能です。

ダークモード大好きな筆者としてはありがたい..!

天秤AIのユースケース

天秤AIの真骨頂は複数のAI出力を比較できることにあります。しかしケースによってモデルをいくつ比較するかは変わってきます。
6つ同時に比較できるのはありがたいです。
しかし、場合によっては6つも比較する必要はありません。比較する数が多いとそれだけ画面が狭くなり逆に見づらくなるからです。

生成結果を比較したい👉2個くらいがベスト

シンプルに言語モデル間で結果を比較したい場合、2から3個くらいがベストだと思います。それ以上多くなると画面が見づらくなり比較作業が大変になってきます。
メール作成、文章作成などのタスクを比較したい場合は2から3個くらいがおすすめです。

アイデアを比較したい👉フルで行く

反対にアイデア生成で使う場合、6個で行きましょう。手元に1つでも多くのアイデアを集めてアイデアの種を集めたいからです。画面の見づらさはトレードオフということで。
私はアイデア生成で使う場合はUIの見辛さはいったん置いて6個で一気にアイデアを集めます。
テーマによっては似たり寄ったりなアイデアになるケースもあります。しかし、テーマによってはそれぞれの言語モデルが違ったアプローチで提案してくれるので面白いです。

言語モデルの性能 > プロンプト

AIの回答をより良くするためにプロンプトを工夫するのは一般的なアプローチです。
しかしプロンプトの工夫にも限界があります。
例えばGPT-3.5でいくらプロンプトを工夫してもGPT-4oを超えるのは難しいと思います。
言語モデルの性能 > プロンプトの図式が成立するケースが多いわけです。

それならば言語モデルを比較して選ぶという選択肢を頭の片隅に置いておくのもおすすめですよ、という話しです。
こうした時に天秤AIのようなAI比較ツールは活躍してくれます。

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