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【インタビュー】無限もじおこし開発者のにょすさんに話しを伺ってきた

 [読了目安: 2分]

NO AI(人間が書きました✍️)

AI系ポッドキャスト(耳で学ぶAI)運営の矢野哲平(@robothink_jp)です。この記事では"無限もじおこし"というアプリを開発されているにょすさんにインタビューをしてきた内容を紹介します。

音声で収録を行ったインタビュー内容はこちらで聴けます👇

無限もじおこし

iOSアプリで音声から文字起こしできるアプリです。

最初、このアプリを知った時は"無限に文字起こしできるって料金はいくらだろう?"と思いました。至極真っ当な感想だと思います。

世の中には文字起こし系のサービスは色々ありますが、当然有料なわけです。開発費もかかるし広告費用もかかる。そもそも音声から文字起こしするのにもマシンパワーを使いますから。
しかし、アプリの説明を見ると"無料で無制限に文字起こしできる"とあります…どういうこと?

秘密は広告費 > API利用料

開発者のにょすさん曰く、無料で無制限に文字起こしできるカラクリはアプリに配置された広告費がAPI利用料を上回らないように設計したため、ユーザーが使っても赤字になることはない収益モデルを確立したことでした。すごい…

じゃあ、広告がベタベタ貼られているかと言うとそうじゃないんですね。広告は画面下部に小さく表示されているだけ。
アプリ全体を通しての感想ですが、UIが使いやすくストレスフリーで文字起こしできます。にょすさんのアプリに対するこだわりが垣間見えます。

文字起こしのAPI部分はコストを安くできるようGoogleのGemini 1.5 Flashが利用されているそうです。広告費 > APIコストの収益モデルを思いついた時、相当な衝撃が走ったそうですよ。

今後の展望

無料で無制限に文字起こしができる、という価値以外にもっと便利に使えるようブラッシュアップしていくそうです。
具体的には話者分離の機能を搭載したり、文字起こした内容に対して生成AIを使って別のアウトプットにする(例:会議の議事録を要約したり)ような機能も考えているとのことです。
1ユーザーとして今後の展開が楽しみです!

無限もじおこし - App Store👇
http://t.co/uCTTyVfmtE

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