日本工業大学の工業技術博物館の見学に
以前から一度出向いてみたいと思っていた、日本工業大学の工業技術博物館にようやく出向くことができました。
埼玉県の東武動物公園駅から出向きました。
まずは博物館の入口に隣接する蒸気機関車の展示に。動態保存しているため、定期的に動かしているとのことです。
蒸気機関車2109号
明治24(1891)年にイギリスで製造されて、日本に輸入された蒸気機関車です。
屋外に線路がありました。
工業技術博物館の入り口です。
入って真っ先に見学したのは、ベルト伝動で複数の工作機械が動く昔の町工場を再現したゾーンです。東京・三田とのとこで、以前勤務していた芝浦のすぐ近くです。白金の町工場との交流もあり、あのあたりにも町工場が集積していたとのことなので、このような雰囲気だったのでしょう。
ベルト伝動を実際に動かしていただきました。工作機械も実際に加工ができるとのことで、旋盤付近には切りくずが見られました。ドラマの撮影などにも使われたそうです。
工作機械が種類ごとにたくさん並べられています。(それぞれの詳しい説明は省きます。興味のある方はぜひ現地で見学してみてください。)
ここでは展示の大まかな様子を紹介します。
まずは旋盤から。
このあたりからフライス盤です。
ボール盤です。
このゾーンも町工場を再現しています。
歯車の加工機です。
鍛造工場です。
放電加工機です。
大型のガスタービンもありました。
ターボファンエンジンです。
陸上競技の砲丸投げの砲丸の展示がありました。これを製作している埼玉にある町工場には20年ほど前に見学させていただいたことがあります。
飛行機や自動車などもありました。
とても充実した見学ができました。きちんと見るなら、1日では見きれないほどです。
屋外には箱根登山鉄道が展示されていました。
大学の敷地はとても広く、機械系学科の実習工場なども見学させていただきましたが、とても充実していました。
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