富山の岩瀬地区を散策して
岩瀬地区の歴史
江戸初期から日本海を行き来する北前航路が生まれ、江戸期から明治期にかけて、日本海沿岸地域には廻船問屋が多く営まれていました。岩瀬地区は加賀藩の領地であり、江戸時代前期に港町としての形ができ、大坂や江戸などに米や木材などを運んでいたのです。現在の岩瀬地区には、明治期に建てられた家屋が残っています。
北前船の栄華が今に残る街の岩瀬地区を散策してみました。
富山港展望台から、大町新川町通り(旧北国街道)を東岩瀬駅の方面に向かって歩いてみます。
この建物が北前船廻船問屋の森家です。1878(明治11)年に建てられた建物であり、平成6年には国の重要文化財に指定されています。
平日だったので観光客は少なめでしたが、休日はもう少しにぎわうのでしょう。飲食店がもう少しあるとよい感じがしました。
旧富山線時代から残る駅舎が残っています。
路面電車で富山駅に戻ります。