あえてRPAが不要な企業を考えてみる。
映画「グランツーリスモ」。
皆さん観ましたか?ぜひ観てください。
ビックリするくらい良かった。思っている3倍良かった。
こんにちは、セールス&マーケチームの田尻です。
本日はあえて、「RPAは不要なお客様」を考えてみたいと思います。
RPAの営業をやってる私から見て、こういった状況のお客様には
必要性当てはまりづらいなーと感じることがあります。
今日はあえてそんなお話です。
これはあくまで私個人の見解ですので、その点ご容赦の上お進みください。
幾つかチェックポイントがありまして・・・
1つ目。社内のデータ保有状況
まず社内に存在するデータが「紙」。
アナログデータが多い場合。
これは詰みます。
ここまでは比較的誰でもイメージが付く話ですね。
2つ目。取り扱い商材の種類。
どんな会社も必ず商品かサービスがありますが、
「有形商材」でも「無形商材」でもどちらの場合でも、
下記の4パターンに当てはめてみます。
A)多品種 多量生産
B)小品種 多量生産
C)多品種 少量生産
D)受注生産
細かく話すと色々とあるので割愛しますが、
D)に該当するお客様との商談では、
RPAの使いどころ、活用シーンを見つけるのは結構苦労します。
RPAの導入親和性はあまりよくない印象です。
これは『注文頻度』に関わってくるようです。
受注生産品は傾向として高額になりやすく、
1件1件の案件を丁寧に扱っていらっしゃる傾向があります。
したがって、事務的な作業も頻度が多くないため、
発生ベースで手作業で行えば間に合うという流れです。
ただし、大手企業の場合はそもそもの総数が多いので、
効果があると思いますので、
我々が普段商談している中堅、中小企業に限った話と思います。
3つ目。取引先(得意先・仕入先)の社数。
体感値ですが、アクティブな取引先の総数が『100社以下』ですと、
自動化するまでもないかな・・・と言われてしまうことが多いです。
確かに100社くらいなら手作業でなんとか間に合ってしまう。
気合で乗り切れる件数ですね。
これが1000件となると、さすがに気合では無理です。
心がポッキーです。折れます。
やはりRPAは人件費との比較で、経営者は見てますからね。
気合で乗り切れる場合は導入お見送りになります。。。
あとオマケ的な部分としては、
自社の顧客群が「コンシューマ(一般)か法人か?」なども
ポイントとしてはありそうなので、ベンチマークしてはみたのですが、
これは一概にはいえない部分があって、コンシューマ向けのサービスは
元々データ量も多いですし、一見するとRPAの出番が多そうですが、
クラウドサービスや対応システムが多く、IT化が進んでいてRPAを
使うまでもない・・・ということが多いです。
他にも探せば色々とありますが、
私が個人的にどういった会社様にアプローチしようかなーと考える時に
参考にすることをまとめてみました。
RPAはターゲットを絞り込むのが本当に難しく、
マーケティング泣かせな商材です。
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