廃れた街角の
おしゃれなカフェが
大きなテーブルを貸してくれる
家の中にいると
思い詰めてしまうけれど
見知らぬテーブルの上に
マイpomeraを置けば
自分のやるべきことが
自然と思い出される
「あの人150超えてるんだって」
たどり着いたここは長寿の町だ
天井から吊り下がったランプ
倉庫だった頃の面影に
謎を秘めたオブジェが並ぶ
後ろ向きのピエロ
ブリキのミニバイク
巨大なホラ貝
直立した招き猫
シロップ漬けの食虫植物
グッドデイと雨粒の落書き
壁に貼られたカードに犬の似顔絵
もしかしてWi-Fiが?
やっぱりただの犬か……
#はやとちり #詩 #エッセイ #pomera