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9月の「演歌ジャックス」 在関西の歌手たちのパフォーマンスをたっぷりと見せる

◆ 奈良テレビ、J:COM関西・仙台などで放送されている音楽番組「演歌ジャックス」の9月放送のゲストは、9月4日に新曲「雪挽歌」を発売する歌手塩乃華織(日本クラウン)と「約束岬」で23年9月に日本クラウンからメジャーデビューした佐々木麻衣(同)。これらメインコーナーのゲスト歌手の歌唱とともに、この番組ならではの見所なのが関西を中心に活動する歌手たちのコーナーである。その1部を紹介してみる。

写真・塩乃華織
写真・佐々木麻衣


 大阪府堺市でカラオケ喫茶店シンフォニーを経営する秋坂朱音がAkaneの名前で、女性4人のダンサーと一緒に踊って歌うのが「Akaneのパラダイス⭐︎チアーズ」。
 ♬ あかね音頭でパラダイス〜 と陽気にAkaneの歌に合わせて踊る4人は、同店の客で全くの素人というから中々の度胸である。

写真・Akane
写真・Akaneとダンサーズ

 放送は9月の第2週で、番組での披露が初公開だそうだ。ところでAkaneこと秋坂朱音は演歌歌手でもある。「灯(とう)の糸」など3曲入りのCDでデビューしており、8月のKOBE流行歌ライブの推薦曲コーナーにも出演している。


 長生忠之&藤川真千子は毎月、懐かしの昭和歌謡をカバーする。藤川は元タカラジェンヌで、明治座から新歌舞伎座、博多座、御園座と巡回する松平健芸能生活50周年記念公演にも出演する俳優でもある。
 そして2人は極めて仲の良いおしどり夫婦としても知られている。

写真・長生忠之&藤川真千子

 9月の放送では長生がフランク永井の「霧子のタンゴ」を歌うとともに、2人で吉永小百合と橋幸夫が歌った「いつでも夢を」を高校生の姿に扮してデュエットする。


 舟木一夫の専属バックコーラスとして全国各地で歌う伊勢智代が、このところ演歌ジャックスに顔を見せることが多くなった。
 そのきっかけは島幸作の新曲「青春のアルバム」に伊勢のバックコーラスをはさんだことからである。それによって昭和30年代の青春歌謡を彷彿させるようなメロディーの新曲が生き生きとしてきた。

写真・伊勢智代(右)と島幸作
写真・伊勢智代(右)と平井一郎

 9月の放送では平井一郎が歌う「真知子」にも新たに伊勢のコーラスを入れるなど、一躍番組には欠かせない存在となってきた。


 MariとJacksモンスターズは、番組のメインレギュラーのMariのボーカルに、同じくレギュラー出演者のTAIKIと島幸作、平井一郎、それに司会のファンキー・コバの男性4人がバックでダンスを見せる。

写真・映画「Stand by Me」を模した姿のMariとJacksモンスターズ

 Mariが歌う懐かしい映画音楽などに合わせて4人の不揃いなダンスが笑いを誘う。9月は2週目に「Stand by Me」を映画に合わせた衣装で
歌う。


 もう一つの番組名物が「童謡コーナー」である。コロナ禍の期間中は中止していたが、ここにきて復活している。毎回、メインゲストを囲んでレギュラー出演者たちが勢揃いして童謡・唱歌を歌う。

写真・佐々木麻衣を囲んで「紅葉」を歌う
写真・塩乃華織を囲んで「旅愁」を歌う

 9月は2週目に佐々木麻衣をはさんで「紅葉」を、4週目には塩乃華織を交えて「旅愁」を歌う。
 誰もが知っている歌と思いがちであるが、歌詞を間違えて覚えていたりすることもあって、そこはスタッフがちゃんとカンペを用意している。


【レギュラー出演者と歌唱曲】

MARI 「男と女の第2章」「ダンスDEムーチョ」
TAIKI「薔薇のほほえみ」
岩井都美子「どしゃぶりの雨のなかで」「ボヘミアン」
林田夏美「丹後半島」
Saori「もう一度・・・」
はりま美香「さくら咲く丘」「大阪あかり」
秀彦・聖子「東京シルエット」
聖子「新宿ドール」
高屋三佐江「命華」
南さちこ「道行き恋」「太陽(ていだ)が昇る」
Ke-ichi「ひとり咲き」

【司会】

小池史子
ファンキー・コバ
岩井都美子

※写真・記事の無断使用はお断りします。


演歌ジャックスの放送日

奈良テレビ放送 毎週水曜日 午後2時放送
J:COM 11Ch 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:大阪、兵庫、京都、和歌山)
天草ケーブルネットワーク 毎週月曜日午後4時放送、毎週火曜日~金曜日 午後4時再放送
兵庫養父市CATV 毎日午後6時放送、毎日午後5時30分再放送
J:COM仙台 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:仙台市泉区、宮城野区、若林区、富谷市、黒川郡、大川市)

<strong>[メディアジャックス]</strong>
http://www.mediajacks.jp/

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