うた声処 鴻(こうのとり) 開店5周年で感謝の3デイズ 熱気に満ちた初日は歌手れいかのライブ
◆うた声処 鴻(兵庫・姫路市、田中早苗代表)が開店5周年を迎えている。2024年10月25日から3日間に渡って馴染みの客に向けての感謝のライブイベントを開いた。初日は歌手のれいか(日本クラウン)をゲストに迎えての歌謡ショーで盛り上げた。れいかは最新曲「OSAKAレイニーブルース」などを歌った。
鴻は5年前に田中代表が店長(ママ)を任されて、JR姫路駅のビルの1階にオープンした。23年6月からは前経営者から店を譲り受けて、オーナーママとして店を仕切っている。
店名の通りに歌うことが好きな人たちが毎晩集う。「お客さんどうしが仲良くなって、常連客になってくれています。アットホームな雰囲気が良いのか、客どうしで旅行へ出かけたりされていますよ」
客には姫路に出張して来るたびに顔を出すサラリーマンや、経営者が多いという。
歌手が来店することもある。新曲のキャンペーンであぅたり、「近くまで来たから」と言って、遊びに来る人もいる。
この開店5周年の記念イベントも、そうした馴染みの客の協力が大きい。
鴻には初出演となったこの日のゲスト、れいかも馴染み客席からの紹介であった。そのれいかは、「コロナ禍を乗り越えて5年も営業を続けてこられたのは、ママの人柄によるものだと思います。同じ兵庫県出身(養父市)です」と挨拶して、「OSAKAレイニーブルース」そのカップリング曲の「東京ボレロ」から歌い始めた。
この後のカバー曲コーナーでは、セクシーに腰を振って歌う「どうにもとまらない」(山本リンダ)で満員の客席を賑わせた。
熱気をそのままにオリジナル曲の「女のサンバ」(2015年)を歌うと、今度は観客から大きなれいかコールが飛び交っていた。
デュエットコーナーでは「恋の町札幌」(石原裕次郎)「居酒屋」(木の実ナナ&五木ひろし)「恋のバカンス」(ザ・ピーナッツ)の3曲を1コーラスずつをれいかと一緒に歌うと、店内は大盛り上がり。
写真・れいかとデュエットする人たち
最後にれいかが「OSAKAレイニーブルース」をフルコーラスで歌い終わると、それを待たずしてリクエストが飛び出して、「貯金の好きな女」で応えた。
アンコールには荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」を歌って、賑やかに3デイズの初日を終えた。
ママの田中さんは「鴻は本人映像やライブバージョンが多いDAMのAI機種を設置しているのがオススメです。リーズナブルな料金で遊べるし、閉店は夜10時なので電車で帰ることが出来ます」と話して、来店を呼びかけていた。
(Music news jp 曽崎重之)