見出し画像

Music news jp 動画インタビュー 0012 葵かを里、京都を歌って7作目の「西陣おんな帯」 日本の魅力を歌で届けていきたい

◆こんにちはMusic news jp の曽崎です。きょうは11月6日にデビュー20周年記念曲第2弾の「西陣おんな帯」をリリースする、優雅に舞って歌う純日本調な歌手、葵かを里さん(徳間ジャパンコミュニケーションズ)に20年の歩みと新曲についてお聞きします。

写真・日本の魅力を歌で届けたい 葵かを里

ーー 今作では久しぶりに京都へ帰ってきましたね。葵さんにとって京都とはどんな存在でしょうか。

「一言でいえば葵かを里の原点が京都なんですよね。舞いながら歌う演歌歌手というキャッチフレーズを付けて頂きまして、舞踊が似合う土地と言えば、やはり京都ということから始まって、まず選んだのが桂川でした。それからずっと〈舞いながら歌う演歌歌手〉一筋に歩んで来ています」
 「20周年の節目でもありますので、もう1度原点の京都に戻って来ました。京都はこれで7作目になります」

ーー 今回の舞台は西陣ですが、どのような内容の歌なのでしょうか。

 「葵かを里の作品の中には。日本の魅力・伝統文化など歴史を伝える歌を沢山頂いていまして、20周年を機に改めて葵かを里は日本の文化・伝統をお伝えしていく歌手でありたいということから、京都の伝統工芸の西陣織をテーマにさせて頂きました。タイトルも『西陣おんな帯』として、11月6日に発売致します」

写真・京都を舞台にした楽曲は7作目

ーー 楽曲の制作にあたって西陣帯の制作現場などを見学されたのでしょうか。

 「ミュージック・ビデオの撮影に際して、実際に歌の3番の歌詞に出てくるつづれ織の作業風景を西陣織会館で実際に見させて頂きました」
 「本当に細かい作業で、横糸1本1本を紡いで柄を作っていくことに感動しました。つづれ織は表から柄を織るのではなく、裏側が表の柄になるんです。だから作家さんは手鏡で裏側の柄をチェックをしながら織り進めていきます。難しい絵柄になると、1日で数センチしか織れないそうです。そんな貴重な作業風景を見せて頂きました」

ーー 発売日には京都・晴明神社でイベントを開催されるそうですが、この歌と晴明神社はどのような関わりがあるのでしょうか。

 「歌の2番に晴明神社が出てまいります。主人公の女性と愛する男性との出会いが、晴明神社から始まるんです。結局2人は結ばれないのですが、ミュージック・ビデオもここで撮影をしました。発売当日の11月6日にはヒット祈願と歌唱奉納をここでさせて頂きます」

ーー 皆さんにはこの歌のどのようところを聴いてもらいたいですか。

 「歌の1番は西陣織の要になる、♬ 経(たて)糸、緯(よこ)糸、心糸 〜 という素敵な言葉とメロディーから始まっておりまして、ここは表現力豊かに歌うところです。心の中から出す声を是非聴いて下さい」

ーー 今回も2番では踊りが入るのでしょうか。

 「ステージでは扇子を使って踊らせて頂きます」

ーー ところでデビューして20年ということですが、20年はどのような年月でしたか。

 「赤ちゃんが誕生して成人式を迎えるまでの20年間、それを考えるととても長い年月ですが、葵かを里の20年はあっという間でした。歌を通じて素敵な方々との出会いがあって、また素敵な全国各地を回らせて頂きました。充実した20年だったと思っております」

写真・YouTubeチャンネルを始めました

ーー 新曲をはじめ一連の楽曲はまさに葵さんの絵物語のようでもありますが、この先どのような歌を歌って行きたいですか。また京都への想いを話して頂けませんか。

 「20周年を機に歌で何かをちゃんと届けたい、という思いが深まって来ました。日本の魅力を歌うことによって、皆さんが知っていただくきっかけになる伝道師といいますか、そんな歌手になりたいと思っています」
 「西陣織は知ってはいましたし、帯も分かっているんですが、それがどのようにして作られているのかは、今回、勉強をさせて頂きまして初めて知ることが出来ました。このような貴重な工程を経て出来上がる西陣織の素晴らしさを、少しでも皆さんにお伝えしていけたら、と思っています」

ーー 最近、プライベートでは何かこだわっておられものはありますか。

 「ここ数年、茶野香の名前で作曲をしていますが、今作のカップリング曲『おんなの花道』で5曲目になります。その3番の歌詞に ♬ 時代に遅れずに 〜 というところがあります。実は私自身が時代遅れの人間なんです。なので時代に遅れないように、と最近YouTubeチャンネルを開設しました。『葵かを里がんばりん ちゃんねる』のタイトルで、1分間のショート動画から、少しずつアップしています。お時間かある時に見ていただき、チャンネル登録もぜひぜひよろしくお願い致します」

ーー 有難うご・・・。

 「あっ!告知、いいですか」

ーー そうでしたね。ごめんなさい。それではお願い致します。

 「11月6日の新曲『西陣おんな帯』の発売の日にイベントを開催します。京都市上京区にある晴明神社で午前10時からヒット祈願と奉納歌唱を行います。午後1時からは場所を同区の西陣織会館に移して、同館1階のイベントスペースで新曲の歌唱キャンペーンを行います」
 「入場無料ですので、生歌を聴きに来ていただくと共に西陣織・帯のことも知って頂けますので、お越しくださるとうれしいです」

ーー 有難うございました。

動画インタビュー

(Music news jp 曽崎重之)

いいなと思ったら応援しよう!