演歌ジャックス、１２月放送分を収録 ゲストは寺本圭佑・水城なつみ・三ツ屋亜美
◆奈良テレビ放送、Ｊ:ＣＯＭ関西・仙台などで放送中の音楽番組「演歌ジャックス」の１２月放送分の収録が大阪市内で行われた。ゲストは「ほおずり」が好調な寺本圭佑（ユニバーサルミュージック）と「寒牡丹」で一段と大人の魅力を出す水城なつみ、「黄昏のカフェ」でバラード歌手のイメージ定着を図る三ツ屋亜美の３人。番組ではクリスマスムードを盛り上げるコスプレも登場したするなど、早くも年末の雰囲気であった。
寺本圭佑は今年、デビュー１５年目を迎えている。それを記念したイベントが目白押しである。１１月１６日には三重県津市内で１５周年記念コンサートを開き、１２月１５日には新潟グランドホテルでデビュー１５周年ディナーショーも開く。
また、１１月９日には「岡宏＆寺本圭佑ふたりのビッグショー」を大阪市中央区のエル・シアター （エルおおさか）で開催する。
こうした記念の年だが、相変わらず忙しく全国を駆けずり回っている。「一緒にデビューした人の中には歌手を辞めた人もいますが、幸いにも僕は皆さんに支えられて歌い続けています」と寺本。
「ほおずり」はカラオケのヒットナンバーに入るなど、評判は上々。「この歌からファンになったという人もいる」（寺本）など、一貫して愛の姿を歌い続けている彼への賞賛は高まる。
１８歳でデビューした水城なつみも３０歳。すっかりと大人の女性になった。そんな大人ぶりを感じさせるのが、今作の「寒牡丹」であろう。「今まではパンチの効いた若さあふれる作品が続いていたのですが、これは３０歳に相応しい内容の作品になりました」と水城。
番組には名前が「演歌ジャックス」に変更されてからは初出演であるという。
今作のカップリングは「トラック野郎おとこ旅」。実はこれ、なつみファミリーの歌でもあるという。というのも、「親戚や家族には運転手が多いのです。それを歌にしてもらいました」
彼女の楽曲の中には「納豆音頭」がある。自身も納豆大好きで、あれこれアレンジをしてみたり、納豆グッズを集めて楽しんでいる。
水城は「納豆のようにネバり強くこれからも頑張って歌って行きます」と話していた。
三ツ屋亜美は２０２０年７月に「黄昏のカフェ」を徳間ジャパンコミュニケーションズからリリースしてメジャーデビューしている。これ以前は愛海（あみ）の名前で「愛、火のように京都」をインディーズレーベルから発表して歌手活動を行っていた。
「黄昏のーー」は大人の切ないラブバラードである。カップリングは熱海を舞台にしたラテン歌謡風のラブソングの「熱海で逢えたら」。
熱海を舞台に歌ったのをきっかけに熱海のＦＭ局でレポーターも務めて市内を取材して回るなど、多彩ぶりを見せる。
表題曲でバラードを歌ったことをきっかけにバラードの魅力に取り憑かれた。
その三ツ屋は「色んなバラードを歌う中で、レッスンライブのような形で歌を教えながら、バラードの良さを感じ取ってもらいたい」と、中学・高校時代にハードル競技で全国高校総体や国体に出場したキャリアを生かして、歌の世界でも頑張る姿を見せる。
◼️昭和歌謡スペシャル
番組で昭和歌謡をカバーし続ける長生忠之は、「番組に出演してから１００曲以上をカバーしてきた」という。１２月の放送では「１７才のこの胸に」（西郷輝彦）「東京ブルース」（西田佐知子）を歌う。
長生は「１７歳になっつもりで７３歳の私が歌いました」と笑っていた。
「カバーばかりしてオリジナル曲はないのーーと、良く言われるんです」と長生。
実は２０２１年にオリジナル曲２曲を収録したＣＤを発売している。表題曲は「夫婦恋あかり」で、カップリングは「僕のかわいい恋人」で、妻の藤川真千子とのデュエット曲である。
「長生はほとんど歌いませんから」（藤川真千子）というが、番組では２曲とも披露する。
【レギュラー出演者と歌唱曲】
【司会】
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演歌ジャックスの放送日
奈良テレビ放送 毎週水曜日 午後２時放送
Ｊ：ＣＯＭ １１Ｃｈ 毎週火曜日 午前１０時放送（放送エリア：大阪、兵庫、京都、和歌山）
天草ケーブルネットワーク 毎週月曜日午後４時放送、毎週火曜日～金曜日 午後４時再放送
兵庫養父市ＣＡＴＶ 毎日午後６時放送、毎日午後５時３０分再放送
J:COM仙台 毎週火曜日 午前１０時放送（放送エリア：仙台市泉区、宮城野区、若林区、富谷市、黒川郡、大川市）
［メディアジャックス］
（Music news jp 曽崎重之）