演歌ジャックス ２５年１月放送の番組収録 ゲストに三門忠司とファン・カヒ
◆奈良テレビ、Ｊ:ＣＯＭ関西・仙台などで放送中の音楽番組「演歌ジャックス」の２０２５年１月放送の番組収録が２４年末１２月４日、大阪市内で行われた。ゲストは三門忠司（テイチクテインメント）とファン・カヒ（日本クラウン）の２人。レギュラーで宝塚歌劇団出身の女優藤川真千子は同劇団の「すみれの花咲く頃」を歌う。
１月第１週２週のゲストはファン・カヒ。２３年末以来の出演である。今年２月に父親が亡くなるなど、心身にストレスが重なったこともあって、声が出なくなり約半年の療養を続けていた。「まだ高音が出し辛い」というが、元気に笑顔を振りまいていた。
番組のゲストトークのコーナーでは「ただいま〜。待っていてくれて有難う。去年は歌う機会が少なかったですが，今年は頑張ります」と挨拶。
先ごろ大阪・心斎橋のライブハウスで復活歌唱を披露しているが、この日の収録はそれに次ぐもの。
歌うのは２３年７月リリースの「哀しみのエゴイスト」。内藤綾子作詞、西つよし作曲のお馴染みのコンビ。編曲は竹内弘一。イタリアン・カンツォーネ風のメロディーでありながら、昭和歌謡の雰囲気を漂わせるポップスナンバーである。
第３、４週のゲストの三門忠司は９月に新曲「大阪雨情」を出したばかり。「演歌ジャックス」は初出演である。去年夏から好物の甘い物を控えるなど食事内容に気を配ったり、ウォーキングをするなとして１０キロのダイエットをして、体型はスッキリとして、ステージの立ち姿も凛としている。
番組では「河内の次郎長」と新曲「大阪雨情」を聴かせる。別れの雨に心を濡らす女心を歌う「大阪雨情」からは「色っぽささえ感じさせる」と言われる。
「浪花もの・大阪ものはもう５０曲ほどになるでしょうか。今作では切なく、もどかしい主人公の心のうちを表しています」と三門。
来年２月２３日には大阪・梅田のヒルトンホテルでディナーショーを開く。「年齢的にも最後のショーになるかもしれません」とも。
【宝塚時代の思い出 藤川真千子】
１月の第５週の放送で「すみれの花咲く頃」を歌う藤川真千子は、元宝塚歌劇団星組の女優である。退団後の今も舞台などで活躍している。
宝塚時代の芸名は珠みゆき。藤川真千子の名で活動を続ける今は明治座、新歌舞伎座などではお馴染みの顔となっている。
藤川真千子
音楽学校、劇団と合わせて７年の宝塚時代では「花組の順みつきさんの作品を星組で演ったことがあり、順さんの大役を任されたことがありました」など、思い出は尽きないが、１９６５年から毎週木曜、夜１０時３０分に関西テレビで放送が始まったという阪急ドラマシリーズ（阪急電鉄提供）にも出演たこたも忘れられない出来事であった。
これは森田健作・栗田ひろみ主演の「こんどはどうなってるの⁉︎」がそれで、ある病院を舞台に繰り広げられるホームドラマだった。珠（藤川）は看護師役として半年間レギュラー出演している。
今の演歌ジャックスには人を介しての出演であった。それは「夫の長生忠之がＣＤを出すことになり、それのカップリング曲でデュエットしたのがきっかけ」（藤川）であった。
来年１２月２０日には藤川が珠みゆきとしてデビューして５０年を記念したディナーショーをホテルモントレ グラスミア大阪（大阪・難波）で開催予定である。
【レギュラー出演者と歌唱曲】
「男と女の第２章」「ダンスＤＥムーチョ」
「薔薇のほほえみ」
「東京シルエット」
「お座敷小唄」）
「皆の衆」（カバー）
「道行き恋」「太陽（でぃだ）が昇る」
「おもいでしぐれ」
「Akaneのパラダイス⭐︎チアーズ」
「ふりむけば日本海」（カバー）
「トゥンギダンギ」「大好きよ」
「青い山脈」
司会
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演歌ジャックスの放送日
奈良テレビ放送 毎週水曜日 午後２時放送
Ｊ：ＣＯＭ １１Ｃｈ 毎週火曜日 午前１０時放送（放送エリア：大阪、兵庫、京都、和歌山）
天草ケーブルネットワーク 毎週月曜日午後４時放送、毎週火曜日～金曜日 午後４時再放送
兵庫養父市ＣＡＴＶ 毎日午後６時放送、毎日午後５時３０分再放送
J:COM仙台 毎週火曜日 午前１０時放送（放送エリア：仙台市泉区、宮城野区、若林区、富谷市、黒川郡、大川市）
［メディアジャックス］
（Music news jp 曽崎重之）
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