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永井裕子 大阪でクリスマスライブ 2024 あべのロックタウン

◆来年デビュー25年を迎える永井裕子(キングレコード)が2024年12月10日、大阪市阿倍野区のライブハウス、あべのロックタウンでクリスマスライブ 2024を開き、今年4月に発売した最新曲の「おんなの花道」など全11曲を歌った。

来年、25周年を迎える永井裕子

 毎年年末恒例のクリスマスライブを昼・夜の2回公演で行った。全国からファンクラブ裕子組のメンバーなどが集まった中で、まずはオープニングで「松江恋しぐれ」を歌った。松江は16年11月から松江観光大使を務める永井にとって忘れられない町となっている。
 続いてやはりご当地演歌で、代表作でもある「郡上八幡おんな町」へとつないで、旅情感いっぱいにライフはスタートした。

 永井の歌の醍醐味は高い歌唱力とダイナミックに歌い上げる王道演歌であろう。
 今年4月にリリースした「おんなの花道」もそんな代表曲のひとつで、この日のラスト曲に選んだ。「傷ついてはいるけれども、芯の通った強い女性を歌っている」(永井)作品で、チャートも上位をキープして人気が高まっている。

王道演歌で多くの人を惹きつける

 王道演歌は彼女のファンを惹きつける大きな要因なのであろう。同様に15年ぶりにオリコン初登場1位を獲得したという「華と咲け」(21年)や、酒は飲めない永井が表現力豊かに酒に頼る女性を歌った前作の「ほろ苦酒」(23年)もライブ後半で聴かせると、会場からは思わず大きなかけ声も飛び出していた。

 永井は12月21日から25日まで三重県・長島温泉湯あみの島で「永井裕子ショー」を開くが、「応援に来て下さいね」と呼びかけていた。
 来年1月1日には、王道演歌がいっぱい詰まったCDアルバム「永井裕子全曲集 〜おんなの花道〜 」も発売する。

 ライブではまた、アンコールに応えて「五右衞門の恋」を歌って賑やかにフィナーレ。来年のデビュー25周年に向けて「まだまだこれから頑張ってまいります。皆さんのお力をお貸し下さい」などと、呼びかけていた。
(Music news jp 曽崎重之)

@3526

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