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岸本あずさ、東大阪のホテルで歌謡ショー 新曲「雨の訪問者」「おもいで御堂筋」などを歌った

◆歌手岸本あずさ(日本クラウン)の歌謡ショーが2025年度1月20日、大阪府東大阪市のホテルセイリュウで開かれた。東大阪市の東防火協力会・同危険物部会役員合同新春互礼会の席上であった。24年3月にリリースした「雨の訪問者」をはじめ6曲を歌ったほか、参加者とのデュエットにも応えていた。

20周年記念曲「雨の訪問者」を歌う
岸本あずさ

 この日、最初に歌ったのは「雨の訪問者」とカップリング曲の「おもいで御堂筋」の2曲。いずれも作詞・作曲は、大月みやこのヒット曲「白い海峡」の作曲などで知られる伊藤雪彦である。

 「雨のーー」は映画のワンシーンを思わせるようなドラマチックな作品。一方の「おもいでーー」は別れた人を思い出す切なさの反面、軽快なメロディーが心地いい楽曲である。

 岸本は小学生のころからテレビのキー局から全国放送された歌のコンテスト番組にも数多く出演している。
 「学校の先生からは、〈日本一になって帰って来い〉と送り出され、美空ひばりさんや八代亜紀さんの歌を歌って見事に1位になったこともありました」

美空ひばりや八代亜紀のカバー曲で
会場を沸かせた

 この日の会場では、当時を思い出しながら美空ひばりの「別れの宿」八代亜紀の「舟唄」を聴かせていた。

 また坂本冬美の「祝い酒」もカバー。客席を回って、1人ひとりと握手していた。
 歌好きの参加者も多く、「銀座の恋の物語」「東京ナイトクラブ」などでデュエットもして見せていた。

参加者とデュエットも

 岸本あずはデビューして20年。その記念曲とも言える「雨の訪問者」の発売を機に以前の芸名から改名している。
 引っ込み思案な性格の彼女ではあるが、「今年はこれを押し殺して、一段と飛躍したい」と、最後にもう1度、「雨の訪問者」を聴かせた。

(Music news jp 曽崎重之)
@3547

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