本日、村上の鮭

(この記事は、2015/02/23 に公開された記事です)

新潟は村上の鮭。
北海道の鮭はもちろんウマイのですが、女房によると村上の鮭はそのウマサの凝縮度がよく、しかしなかなか福井では手に入らず、たまにスーパーで見つけると必ず買うという代物。

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アフレルの設立時、IT分野のベテランの方に各地でご支援いただきました。新潟でもメーカーの元・支店長の方に販路開拓、立ち上げ対応にと、ともに汗をかいていただきました。ちょうど同じ頃に愚息が新潟に進学することになり、こちらのほうでもお世話になりまして、アパート探しの時には不動産屋の紹介と、車で一緒に物件めぐりも。その時、「ちょっと観光しましょう」ということになって、連れていっていただいたのが村上でした。

江戸時代、鮭は江戸や各地に送られ村上藩の財政基盤を担うものでしたが、乱獲により危機的状況をむかえます。村上の人たちは鮭が遡上する河を二つに分け、一方は獲ってもよいが、もう一方は決して獲ってはならないと24時間監視小屋もつくり資源保護に努めました。そうして鮭は村上の名物として今も食べ続けることができています。

地域を守る、つくる、地域のことを知るには、やはりその土地の方々と共に進むことだろうと思います。設立当時のご支援にはほんとうに感謝しています。アフレル設立から9年、今も事業、ロボコンで連携、ご支援いただいている全国各地のみなさんと共に汗をかいて、これからも地域人材育成活動を継続していこうと思います。

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