ノールビンドニングに挑む話①
大抵の編み物に関しては本や動画を見たらそれなりに出来るんだけど、唯一本を読んでも全然できない糸の手芸があるんです
ノールビンドニングっていうんですけど。
大きめのとじ針みたいな木製の針を使って縫うようにテキスタイルを作っていくという独特なテクニックなんです。フィッシュボーンのような柄が出てくる肉厚な編地…厳密にいうと編んでるわけじゃないんだけど、日本語でしっくりくる言葉が無いよ…とにもかくにも、北欧に編み物が伝来する前から存在する技術なんだそうな
5,6年前くらいに今は亡きムーリットKITTE店で見つけて、「こんなとじ針みたいなのだけで小物作れるの?楽しそう!」って思って針と本を購入したものの、これがどうしてもうまくできない!一向に良くなる気配がない…というか作り目から出来ん!!
そんな訳ですぐに嫌になってしまって、ノールビンドニング針は超極太毛糸用のとじ針として使うことにして、本は教養という名の肥やしとなってしまいました…
時は流れ、現在。
規制が緩和されつつありますが依然としてスーパーステイホームしてなくちゃいけません。
この機会にノールビンドニングできるようになって作品の1つは作れるようになりたいな!ならなくちゃ!絶対なってやるー!(ポ○モンOP風)
ノールビンドニングの道具について
ノールビンドニングの日本語の本は今のところこれのみ。私の挑戦と共に自分もやってみたいって方はこちらからどうぞ
購入した専用の針はseeknit-近畿編針さんが出している製品です。
(なぜ大して使ってないのに黒ずんでいるのかは良くわかりませんが私のせいなのは確かです)
seeknitの製品はこれ以外にミニかぎ針と竹待ち針とインチツールを持ってます。しっかりした品質の上に遊び心があるのでとても好きです。
特にインチツールはラベルがないファンシーヤーンの適合針を見極めるのにすごく重宝しています。
(ノールビンドニング針の商品ページ↓)
https://item.rakuten.co.jp/ka-syugei/nalbindning_56174/
針は自作する方もいるらしいですよ。すご。
本では2つ穴の針も紹介されてます。
とにかく今回は作り目を作れるようになるぞ
話はそれからだ
作り目をやってみた
編み物と違ってノールビンドニングは扱いやすい長さで糸を切っちゃいます。糸をつぎ足しながらやっていくんだってさ。
作り目をやりつつ、本で基本的なステッチとして紹介されているブロディエンステッチをやってみるよ
作り目は伝統的な方法と簡単な方法の2通りが本では解説されていますが、どちらにせよ読解力が試されます。親指に巻きつけながらやる作業は慣れるまでかなりやり込まなければいけないな…
作り目の時点で意味分からんくてほどくって、普通の編み物の時には味わなかった敗北感を感じるよ…
初めは伝統的な作り目をやろうと頑張ったのですが、何度やってもうまくいかず…諦めて簡単な方の作り目に数回挑戦してなんとかそれっぽいものができました。知らなすぎる技法だから、使っている糸もやりやすいのかやりづらいのかもわからない….
Let'sブロディエンステッチ
ブロディエンステッチをする様子をハイライトでお届けします。なんも知らん私が解説出来ることは今のところないので…
ループひとつひとつに名前がついてるのは面白いですね。ワーキングループとか、サムループとか。
針をループに差し込む作業はまだいいんだけど、針をループから通し切る時にループを指でしっかり押さえないといけないのがこの上なく難しい!ループは動かしちゃダメなのに、針は動かさなきゃいけないってどういうこと?
親指にネイルででっかい石とかつけたら指から抜けにくくなってやりやすくなったりしないかな
………
お?
おや?
ちょっとできたか…も
まぁへたくちょなんですけどね〜
上が1回目、下が3回目の挑戦なんだけど、とりあえず少しはできたな…本に基本の技法を使ってハートのモチーフを作る方法があったからまずはそれをやってみたいと思います。続けてやろうと思ったけど増し目の作業でまたわかんなくなった上に親指つりそうだから今日はこのくらいで…うん
これからちょくちょくやっていくのでよろしくです
頑張るぞー
おー!!
ではでは