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H2Lロボティクス社、病気のチューリップを特定するAIロボットを開発

2024年3月19日付TechXploreによると、オランダのH2Lロボティクス社は、人工知能(AI)により病気に感染した花を特定し管理するロボット「Theo」を開発した。

Theoは、時速1km (0.6マイル)で、キャタピラでチューリップ畑の中を走りながら、感染した花の葉にできる赤い縞模様を探し出す。前面にカメラがあり、チューリップの写真を何千枚も撮影し、チューリップ農家から得た知識が組み込まれたAIモデルによってチューリップが病気かどうかを判断するとともに、非常に正確なGPS座標により、処分する必要がある花を正確に特定できる。

本ロボットにより、これまでの農場労働者が何時間もかけてきた骨の折れる作業が、短時間かつ正確に行うことができ、チューリップ農業の効率化が図られる。

出典:
2024年3月19日付 TechXplore(英語)
https://techxplore.com/news/2024-03-ai-robot-sick-tulips-disease.html