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中国JAKA Robotics、シリーズDで1億5000万ドルを調達

2022年7月21日、協働ロボットメーカーJAKA Robotics社(節卡機器人、以下JAKA)は、シリーズDで約1億5000万ドルを調達したと発表した。調達した資金は、グローバル化と次世代協働ロボットの研究開発に充てられる。2014年に設立されたJAKA は2021年に実施したシリーズCとC+により5000万ドルを調達、業界の当時の過去最高額を記録したとのこと。

今回のシリーズは、シンガポールの政府系投資会社テマセク・ホールディングス(Temasek)社(淡馬錫控股)、シンガポールTrue Light Investments社、ソフトバンク・ビジョン・ファンド2(SVF2)社、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコ(Saudi Aramco)社傘下のベンチャーキャピタルProsperity7 Ventures社が合同でリード・インベスターを務めた。

JAKAのロボットは、自社開発の9つのコア技術と6つのコアアルゴリズムに基づき、運搬重量(1~18kg)、スタッキング、機械加工、測定、接着、ネジ止め、研磨、溶接などに1万台以上が3000社以上で利用されている。8月10日付け36kr.jpによると、JAKAの販売台数は2022年上半期に前年同期比3倍以上に増加したとのこと。中国の協働ロボットの販売台数は2021年に1万5000台になり、前年比45.7%の成長率を記録した。

出典:
2202年7月21日付 JAKA Robotics Press Release(英語)
https://www.jakarobotics.com/jaka-robotics-with-genes-of-innovative-technology-developing/
2022年8月10日付 36kr.jp(日本語)
https://36kr.jp/196423/