ブラジルのロボット企業Solinftec社、自律型農業用散布ロボットSolixの最新型「Soliドッキングステーション」を発表
2024年8月27日付The Robot Reportによると、ブラジルのロボット企業Solinftec社は、自律型農業用散布ロボットSolixの最新型であるSolixドッキングステーションを発表した。
Solixは、オンボードの太陽光発電を電源とし、植物の観察や標的散布などの栽培ミッション向けに設計されており、ビジョンカメラやその他のセンサーを備えた人工知能(AI)を使用して、畑を移動し、化学殺虫剤や除草剤を最適化しながら、雑草や害虫を効果的に防除できる。
今回発表されたドッキングステーションは、Solixのソフトウェアプラットフォームと統合されており、これにより、ロボットが24時間365日の作業に必要な製品にアクセスできるようにすることで、継続的なフィールド管理が可能になる。
ドッキングステーションは、畑に関するデータを分析して、植物ごとに畑全体を調査し、作物の健康状態、雑草の蔓延、特定の害虫に関するデータと情報を提供し、ロボットが農場の生産性を向上させるのを支援する。そして、Solix が補充のために停止すると、ドッキングステーションは適切な製品と量をロボットに積み込む。Solixが現場で作業を続けている間に、ドッキングステーションの補充も可能となっている。
出典:
2024年8月27日付 The Robot Report(英語)
https://www.therobotreport.com/solix-robots-self-refueling-station-extends-time-in-the-field/