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中国の深圳市元鼎智能创新有限公司(Yuanding)、シリーズAで20億円超を調達

2022年4月26日付け36Kr Japanによると、「Aiper」ブランドでプール用ロボット掃除機やポータブル電源などを展開する深圳市元鼎智能创新有限公司(Shenzhen Yuanding Intelligent Innovation Co., Ltd.)は、ベンチャーキャピタルのXVC(中国)が主導し、電気自動車向けリチウムイオン電池を生産する欣旺达电动汽车电池有限公司(Sunwoda Electric Vehicle Battery)が共同投資家として参加したシリーズAで1億元(約20億円)超を調達した。
 
需要の高まりに伴い過去3年間200%以上の成長率を維持している「Aiper」プール用ロボット掃除機の水中での自動経路策定、水中電源システム、水中通信などの機能の向上を図り、製品ラインアップを拡充する狙いである。
 
同社が開発した蓄電関連製品のコア技術には、システム管理・制御ソフトウェア、DSPコア制御アルゴリズム、バッテリーパック技術などが含まれ、ソフトウェアおよびハードウェアシステムを内製化することで、製品全体の安全性と安定性が向上。さらに、独自開発のバッテリー管理システムにより耐用年数を延伸し、「Aiper」のロボット掃除機は同等のバッテリー容量でより長時間の稼働ができるとしている。また、バッテリー製品にはカスタムメイドの太陽光発電パネルも装備し、環境への負荷軽減も図っている。
 
出典:
2022年4月26日付 36Kr Japan(日本語)
https://36kr.jp/183382/ 
2022年4月15日付 投資界 PEdaily.cn(中国語)
https://news.pedaily.cn/202204/490265.shtml
2022年4月11日付 36kr(中国語)
https://36kr.com/p/1678965315790082