中国ABB社、1億5000万ドルを投じて上海新ロボット工場を開設
2022年12月2日、中国のABB社は、1億5000万ドルを投じて、上海に、生産性を最大化する仮想プランニングと生産管理システムを活用した67,000平方メートルのロボット新工場を開設した。
同工場は、デジタルで接続されてネットワーク化された柔軟性のあるモジュール式生産セルを採用。セル内でネジ締め、組立、マテリアルハンドリングなどの作業を行うロボットシステムは、施設内を動き回る自律移動型ロボット(AMR)により監視される。
また、施設内には8,000平方メートルのオープンラボ型の研究開発センターも開設。新エネルギー車両、物流、ヘルスケア、食品・飲料などの分野を想定した、自律移動、デジタルツイン、マシンビジョン、ローコードプログラミングソフトウェアなどの開発に注力する。
出典:
2022年12月2日付 ABB Press Release(英語)
https://new.abb.com/news/detail/97670/abb-opens-state-of-the-art-robotics-mega-factory-in-shanghai
2022年12月5日付 The Robot Report(英語)
https://www.therobotreport.com/abb-opens-robotics-mega-factory-in-shanghai/