中国Geek+社、倉庫の垂直スペースを有効活用する「Sky-Storage & Ground-Pick」を発表
2022年3月28日、自律走行搬送ロボット(AMR)のリーディング企業である中国のGeek+社は、超高密度保管および柔軟なピッキングを実現したソリューション「Sky-Storage & Ground-Pick」を発表した。
同ソリューションでは、倉庫の上層階において、ギークプラスのXシリーズ4方向シャトルロボット[1] [2] を使用して保管能力を高め(従来の倉庫の5倍)、1階部分では、ピッキングロボットであるP800が、人工知能(AI)により、最も需要の高い商品の入った棚・パレット・ラックを自動的に移動させ、ピッキング作業を行う。ビジネスの変化に応じてロボットを追加・削除することができ、需要に応じてシームレスにストレージを拡張することもできる。さらに、ベルトコンベア、ロボットアーム、自動昇降機などの既存のインフラをシステムに統合して、商品の受け取りや分配を行うことも可能とのこと。
同ソリューションは、大規模な倉庫を密集した効率的な保管・配送施設として利用することができるため、小売、サードパーティロジスティクス(3PL)、製造、コールドチェーン、医薬品配送など、さまざまな業界における業務の自動化に最適である。
出典
2022年3月28日付 Geek+ News(英語)https://blog.geekplus.com/company/news-center/geekplus-launches-ground-breaking-four-way-shuttle-warehouse-storage-and-picking-solution2022年32022年3月28日付 Robotics & Automation(英語)https://roboticsandautomationnews.com/2022/03/26/skyline-robotics-unveils-worlds-first-high-rise-window-cleaning-robot-ozmo/49965/