米GXO Logistics社と米Apptronik社、提携して初期段階の概念実証プログラムを実施
2024年6月20日、アメリカの契約物流プロバイダーGXO Logistics社は、ロボットメーカー米Apptronik社と提携して初期段階の概念実証プログラムを実施すると発表した。
本提携は、開発者と提携してプロトタイプを形成し、物流業界の進化する需要を満たすことでヒューマノイドのイノベーションを推進することを目指したもの。
Apptronik社の汎用産業用ヒューマノイドロボット「Apollo」は、高さ5フィート 8 インチ(約1メートル72センチ)、55 ポンド(約25キロ)の荷物を運ぶことができ、交換可能なバッテリーで動作する。Apollo は、人間の筋肉の仕組みを模倣し、あらゆる可動性を提供するリニアアクチュエータで駆動するので、独自の力制御アーキテクチャと柔軟な安全ゾーン境界により、人間の周囲で、また直接人間と安全に作業できる。
両社は共同で、ラボ環境でロボットの全体的なパフォーマンスを評価し、Apptronik社の人工知能(AI)モデルを微調整してから、米国の配送センターにApolloを展開する予定。
出典:
2024年6月20日付 Apptronik(英語)
https://apptronik.com/news-collection/gxo-advances-humanoid-strategy-with-apptronik
2024年6月20日付 The Robot Report(英語)
https://www.therobotreport.com/gxo-logistics-apptronik-test-apollo-humanoid-robot-warehouse/