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中国のJ-ELEPHANT社、エンジェルラウンドとプレシリーズAラウンドで約1億元を調達

2022年6月2日付け36Kr Japanによると、無人フォークリフトを開発・製造する新興企業の捷象霊越(J-ELEPHANT)社は、エンジェルラウンドとプレシリーズAの資金調達で約1億元(約19億円)の資金調達を完了した。エンジェルラウンドは、紅杉中国種子基金(Sequoia Capital China Seed Fund)社、連想之星(Legend Star)社、創新工場(Sinovation Ventures)社が共同で出資した。プレシリーズAは、中国の投資ファンド、線性資本(Linear Capital)社と挑戦者資本(Challengers Capital)社が共同で出資したほか、既存株主のSequoia Capital China Seed Fund社とLegend Star社が共同投資家として参加した。

本資金は、主に、人や障害物を自動的に回避する自律走行搬送ロボット(AMR)製品の研究開発と生産設備拡充に充てられる。

J-ELEPHANT社は、「JE-200U」「JE-1200U」「JE-1200UH」という3種類のAMRを販売しており、製薬、食品、半導体などの業界において、中・大型貨物の搬送を中心に多くの世界大手企業に採用されている。また、プラットフォームタイプの搬送ロボットと自社開発の産業用インテリジェントデジタルプラットフォーム「JMS」も展開し、製造現場の物流プロセス全体に適したスマートロジスティクスのソフトウェア・ハードウェア一体型ソリューションを提供している。

出典:
2022年6月2日付 36Kr(日本語)
https://36kr.jp/187053/