米ボストン・ダイナミクス社、倉庫自動化のための搬送ロボット「Stretch」の市場販売を開始
画像:https://www.bostondynamics.com/products/stretch
2022年3月28日、米ボストン・ダイナミクス社は、倉庫や配送センター向けの最新搬送ロボット「Stretch」の市場販売を開始したと発表した。
2021年春に初めて導入されたStretchは、床に積まれたトレーラーやコンテナの荷降ろしを行う多目的搬送ロボットで、より安全で効率的な倉庫作業を実現している。幅広い種類とサイズのパッケージに対応し、最大50ポンド(約23㎏)の箱を扱うことができ、高い機動性とパレットサイズの設置面積により、トラックや倉庫内の狭い場所でも操作できるように設計されている。また、拡張性の高い自律型ソリューションとして、既存の倉庫インフラに数日で設置し、すぐに使用することが可能である。
Stretchは、ここ数カ月で、ドイツのDHLサプライチェーン社、米Gap社、スウェーデンのH&M社、米Performance Team-A Maersk Company社など初期の顧客を対象にパイロットテストを実施し、2022年の納入予定台数を完売、現在、2023年および2024年の納品分の予約を受け付け中となっている。
出典:
2022年3月28日付 Boston Dynamics Press Releases(言語)https://www.bostondynamics.com/stretch-robot-now-available-commercial-purchase
2022年3月31日付 Robotics & Automation(英語)https://roboticsandautomationnews.com/2022/03/31/boston-dynamics-makes-its-warehouse-robot-available-for-commercial-purchase/50079/