米GXO Logistics社、米Reflex Robotics社と人型ロボットの試験運用を実施
2024年9月18日、米GXO Logistics社は倉庫における業務効率の向上と労働力不足の解消を目的として、米Reflex Robotics社と提携し、人型ロボットの試験運用を実施すると発表した。これは、GXO Logistics社にとって2件目のロボット・アズ・ア・サービス(RaaS)契約となる。
Reflex Robot社が提供するヒューマノイドロボットソリューションは、導入から60分以内に運用能力に達し、人間の動作を学習することで徐々に完全な自律性を獲得していく。このヒューマノイドロボットは汎用性を重視して設計されており、カートの移動や商品のピッキングなど、反復的な作業をシームレスに切り替えることができる。
GXO Logistics社は、同社の運用インキュベータープログラムを通じて、大手開発企業と協力し、倉庫を現実世界のラボとして活用しながら実用例の検証を行っている。GXO Logistics社は現在、フォーチュン100に選ばれた小売業者のオムニチャネル・フルフィルメント(複数の販売チャネルを統合し、シームレスな顧客体験を提供するロジスティクス)戦略業務において、Reflex Robotを使用して様々なユースケースを共同で開発している。
出典:
2024年9月18日付 GXO Logisticsプレスリリース(英語)
https://gxo.com/news_article/gxo-partners-with-reflex-robotics-to-deploy-new-warehouse-automation/
2024年9月20日付 Robotics and Automation News(英語)
https://roboticsandautomationnews.com/2024/09/20/gxo-partners-with-reflex-robotics-to-install-humanoid-robots-in-warehouse/85813/#google_vignette