中国のバイオロボティクス企業小鵬鵬行社、シリーズAで約138億円を調達
2022年7月19日付36kr.jpによると、中国の電気自動車メーカー小鵬汽車(Xpeng Motors)社傘下のバイオロボティクス企業小鵬鵬行(Xpeng Robotics)社は、米IDG Capital社が主導し、小鵬汽車などの既存株主も参加したシリーズAで1億ドル(約138億円)を調達したとのこと。中国のバイオロボティクス企業としては、ここ2年で最大規模の資金調達となる。
2016年に設立され、中国のスマートロボット分野で幅広く事業展開する小鵬鵬行は、広東省深圳市に本社を構え、同省広州市、北京市および米シリコンバレーに研究開発センターを置く。パワートレインやモーションコントロール、自動運転、ヒューマンマシンインタラクション(HMI)などで強みを発揮している。
同社が子供向けに開発した4足歩行ロボットの第3世代プロトタイプ(2022年7月13日発表)は、世界初の子供が乗れるインテリジェントロボットで、視覚とLiDAR(光による検知と測距)システムを統合した自律走行システムを搭載。また、視覚、聴覚、触覚を組み合わせた「マルチモーダルインタラクション」機能を持ち、豊かな表情を示す曲面フェイシャルディスプレイが採用されている。
出典:
2022年7月19日付 36kr.jp(日本語)
https://36kr.jp/194421/
2022年7月13日付 小鵬鵬行 プレスリリース(中国語)
https://www.pxing.com/news/1429724924890517506
(参考)小鵬鵬行 製品情報 (英語)
https://www.pxing.com/en/product