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海外ロボットニュース【欧州】

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海外ロボットニュースの欧州編をまとめたマガジンです!
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2022年4月の記事一覧

中国Geek+社、ボッシュ・レックスロス社と北米における戦略的チャネル協定を締結

2022年3月17日、自律走行搬送ロボット(AMR)のリーディング企業である中国のGeek+社は、駆動・制御技術の世界的リーディングカンパニーであるボッシュ・レックスロス社(ドイツ)と、北米における戦略的チャネル協定を締結したと発表した。 両社は、ボッシュ・レックスロスのレーザー位置検出ソフト「ROKIT Locator」を搭載した移動ロボット「Geek+ MP1000R」を共同リリースした。また、新しい技術によるインテリジェントなロジスティクスソリューションを開発して、北

スイスのABB社、ロボティックオートメーション変革期の2022年における主要トレンドを予測

2022年3月15日、ABB社(スイス)は、顧客のニーズ、市場調査、複数業界の250社を対象としたグローバルな調査に基づいた、2022年のロボット需要に関する3つの主要トレンドを発表した。 同社ロボティクス部門の社長に就任したマーク・セグラ(Marc Segura)氏は、新型コロナウイルスのパンデミックにより広範囲にわたる影響があり、ロボットによる自動化などテクノロジー導入のニーズが増加し、これまでロボットが使用されてこなかった分野での需要を押し上げるような新しいトレンドが

国際ロボット連盟、日本は世界一の産業用ロボット製造国との見解を示す

2022年3月10日、国際ロボット連盟(IFR)は、3月9日から12日に東京で開催される国際ロボット展(iREX)に先立ち、日本は世界一の産業用ロボット製造国で、世界の供給量の45%を占めており、2020年には輸出比率が78%に上昇し、13万6069台の産業用ロボットが出荷されたと発表した。 IFRの会長のミルトン・ゲリー(Milton Guerry)氏によると、日本の産業用ロボットの輸出は、過去5年間で平均6%の年平均成長率であるが、輸入は、導入台数の2%という低い水準と